クリスマスが近づいてきた12月5日。日本女子大学附属豊明幼稚園のお友だちが、講談社まで遊びにきてくれました。寒い中、元気いっぱい歩いてきた子どもたち。正面玄関から館内に入ると、大きなクリスマスツリーがお出迎え。「お飾りにもったいないばあさんがいるね」。優しく声をかける先生に、すぐさま「ほんとうだ!」とはしゃぎ声が上がりました。
もっと見るクリスマスが近づいてきた12月5日。日本女子大学附属豊明幼稚園のお友だちが、講談社まで遊びにきてくれました。寒い中、元気いっぱい歩いてきた子どもたち。正面玄関から館内に入ると、大きなクリスマスツリーがお出迎え。「お飾りにもったいないばあさんがいるね」。優しく声をかける先生に、すぐさま「ほんとうだ!」とはしゃぎ声が上がりました。
記念撮影の後は、キャラバンカー見学です。「おはようございます!」とドライバーさんにごあいさつした後、順番にキャラバンカーの中に進みました。思い思いの絵本を手に取ったら、シートの上で自由閲覧タイムです。ひとり静かに読みふける子、一冊の絵本を仲良く読む子たち、電車ごっこで遊ぶ子たち。それぞれとっても楽しそう。シート脇にお行儀よく並んだ小さな靴がとても愛らしく、大人の目を引きました。
館内に戻り、お待ちかねのおはなし会場へと移動します。エレベータ内では「ぎゅうぎゅうだー」などとささやきながらも笑顔の子どもたち。講堂でもきちんと靴を並べて、クリスマスらしい赤いじゅうたんの上に並んで座りました。
「おはなし会を始めてもいいですか」。隊長の合図に、「はーい!」と答える子どもたち。ワクワクした気持ちが講堂内を満たします。読み聞かせの1冊めは『ちゅうちゅうたこかいな』。真っ赤なたこが数え歌を歌うたびに、「な」のつくものが壺から登場するおはなしです。「たこが好きな人?」隊長の問いかけに、半分くらいのお友だちが手をあげていましたね。「なまはげ」が出てくると「ぎゃ~!」、「なっとう」が出てくると「あはは!」とテンポよい反応。「なかま」の登場には「あ~」と感心した声を上げ、最後の「なかなおり」ではみんなで拍手してくれました。温かい雰囲気の中、『パンダ ともだちたいそう』、『ぎょうざが いなくなり さがしています』、『ゴリラさんは』『どすこい すしずもう』と続きました。『もったいないばあさん』では、ばあさんをこわがるお友だちもいましたが、「くらく なったら ねるだけさ」というおやすみの言葉で、安心したかのように先生と微笑み合っていました。そして紙芝居『ショコラちゃんのおでかけドライブ』が和やかに終わると、なんということでしょう、もったいないばあさんが姿を現しました。
「もったいないばあさん音頭」に合わせて、ばあさん、隊長、子どもたちが一緒に踊りました。杖をつくしぐさも上手に、全身を使ってのびのびと動いてくれました。記念撮影で子どもたちに囲まれたばあさんは、たくさん話しかけてもらえて、とってもうれしそうでした。
「本を好きになった人はいるかな?」という隊長さんの問いに、「はーい!」と大きく手を挙げてくれたみんな。たくさんの絵本を読んで、すてきなクリスマスを過ごしてくださいね。
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