6月4日、埼玉県三郷市の幸房小学校を訪問しました。
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三郷市は「日本一の読書のまち」のスローガンのもと、読書推進活動に意欲的に取り組んでいる自治体です。つくばエクスプレスの開通以降、人口増加が続く同市には、子どもがたくさんいます。
今回対象の1年生は驚きの8クラス! 2日間に分けて実施し、前日の6月3日に続いての訪問となりました。
梅雨の時期とは思えない快晴のもと、前日と同じドライバーさんが、スムーズに停車位置を決めてくれました。
おはなし会の会場は、3階の図書室。図書室といっても、テーマごとに整理された本が並べられた書棚、話題の本やおすすめの本が並べられた平台、そして子どもたち自身が書いたPOPなども魅力的で、一般の図書館顔負けの素晴らしい施設でした。
おはなし会の準備をしていると、何人もの子どもたちが本を返却に来室します。市から二人の司書さんも常駐されていました。
おはなし会の開催は、午前2回・午後2回の計4回。
どの会も、目を輝かせて聞き入っている子どもたちが印象的でした。『おすしのえほん へい おまち!』『つかまえた!』『ふってきました』『ぎょうざが いなくなり さがしています』などを組み合わせてプログラムを組み立てました。どれも盛り上がり、反響がよかったです。先生方も楽しそうに聞いてくださっていました。
終了後、先生から「本によって持ち手を変えられていたのは、なぜですか?」と鋭い質問が寄せられたことに感動しつつ、「本の縦書き、横書き(本の右開き、左開き)で変えています」とお伝えしました。
キャラバンカーの撤収時は、ちょうど子どもたちの下校時間。地域ごとに集団下校するため、校庭にはたくさんの子どもたちが集まり、興味津々な眼差しでこちらを見ている様子でした。安全に配慮し、子どもたちを見送り、小学校を後にしました。
今日はたくさんの子どもたちの笑顔に出会えて、本当にうれしかったです。
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