強い太陽が降りそそぐ梅雨の合間。今日は埼玉県三郷市の吹上小学校訪問です。
読み聞かせ会は、窓の外にゴーヤの緑のカーテンが目に涼しい多目的室で行いました。
最初は1年生です。『パンダ ともだちたいそう』ではパンダの組体操の絵に「次はぜったいピラミットだよ~」など、予想の声が上がります。 紙芝居『もったいないばあさん まほうの くにへ』の手品の演出に、「本当に絵本を読めばマジックができるの?」と興味しんしん。
続く2年生も元気いっぱい。『ちゅうちゅうたこかいな』では「”な“がつくものだよね?」と一生懸命考えてくれたり、『くさをはむ』では、主人公が歌う「くーさー♪」のシーンで大合唱になったり。
最後に先生が「今日の感想を言いたい人?」と尋ねると、「どの本も面白かった」「知らない本も知っている本もあって楽しかった」「本によって読み方を変えていてスゴイ」「自分も読み聞かせをやってみたくなった」など、たくさんの子どもたちが手をあげてくれました。
見学会は暑さ対策のために、冷房がしっかりと効いた児童室とキャラバンカーを、行き来する形で行いました。キャラバンカーで選んだ、さまざまな絵本を抱えた子供達が、「涼しいー!」と喜びの声をあげながら、床に敷かれた絨毯に座ったり寝転んだり。いつもとちがう読書時間を楽しんでくれました。
そんな見学会の間に、キャラバンカーの横を通りがかった3年生たちが、「あ、キャラバンカーだ!!」「2年前に見たよ! なつかし~」「すごく面白かったの覚えてる」と口々に声をかけてくれたのも嬉しかったです。
今日のおはなし隊も、素敵な夏の思い出になりますように!
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