1999年から続けている「本とあそぼう 全国訪問おはなし隊」は、新型コロナウイルス感染症の影響で2020年2月より活動を一時中止していましたが、宮城県より活動を再開することになりました。今回、私は石巻市、女川町、塩竈市、利府町を訪問してきました。
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1999年7月9日に活動をスタートした「おはなし隊」は今日で23周年を迎えました。おはなし隊の誕生日とも言える記念すべきこの日に訪問した石巻市のこども食堂とのコラボのおはなし会を紹介します。
朝は雨が降っていましたが、会場に到着した頃には雨もあがり、雲の切れ間から青空ものぞいていました。ところが、キャラバンカー見学中、突然強い雨が降り出してしまい、大慌てで雨天対応にシフトしました。 私にとっては、約2年半ぶりのおはなし会。初心にかえり心地よい緊張感もあり、また子どもたちがどんな反応をするかワクワクしながら、おはなし会をスタートしました。
最初は『くまさん どこ?』を読みました。「くまさん どこ?」と読むたびに、子どもたちは「そこそこ!」と鼻の穴をふくらませながらくまさんの居場所を教えてくれますが、「あーっ、くまさん いた!」と読んだ途端、会場が一瞬にして静まりかえるのが楽しい反応です。2冊目は『つかまえた!』。親子連れの参加が多い会場では、鉄板の本です。最後の大物登場に、子どももおとなも納得の笑いがでます。
『ねこです。』『ブービーとすべりだい』『にんじゃいぬタロー』と続け、最後は『ももたろう』の大型紙芝居を読みました。5冊の絵本と紙芝居。全部で30分のおはなし会を存分に楽しんでくれたと思います。
この日、「石巻日日こども新聞」のこども記者さんも取材に来てくれました。ステキな記事になることを楽しみにしています!
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