4月に1号車で山梨県を訪問した時は季節外れの雪が降り、桃や桜の花に雪が積もるという貴重な風景を見ました。5月の福岡県は連日夏日で、強い日差しの中、マリンブルーのキャラバンカー2号車は颯爽と福岡県内を走行してきました。
もっと見る「本とあそぼう 全国訪問おはなし隊」は、2台のキャラバンカーで各都道府県を
巡回しています。
桃色の1号車、緑色の2号車に乗車し、全国を訪問した隊長たちの日記を
ご紹介します。
隊長 : 黒澤令子
4月に1号車で山梨県を訪問した時は季節外れの雪が降り、桃や桜の花に雪が積もるという貴重な風景を見ました。5月の福岡県は連日夏日で、強い日差しの中、マリンブルーのキャラバンカー2号車は颯爽と福岡県内を走行してきました。
もっと見る4月に1号車で山梨県を訪問した時は季節外れの雪が降り、桃や桜の花に雪が積もるという貴重な風景を見ました。5月の福岡県は連日夏日で、強い日差しの中、マリンブルーのキャラバンカー2号車は颯爽と福岡県内を走行してきました。
強い日差しに加え30度近い気温でしたので、急きょ、図書館のエントランスにもキャラバンカー見学用のスペースを増設しました。キャラバンカーの横に置かれたカフェボードに、この日のおはなし隊のスケジュールが可愛らしく飾ってありました。おはなし会の会場は放射線状で段差のある元議会室だったので、読み聞かせの声がよく通り、子どもたちからも本がよく見えたと思います。翌日から大相撲五月場所が始まるということで、隊員さんは『はっきょい どーん』を読みました。迫力のある取組の描写に、子どもだけではなく大人もぐいぐい引き込まれていました。隊長は『くまさん どこ?』と『ショコラちゃんの おでかけドライブ』の紙芝居を読み、楽しい時間があっという間に終わってしまいました。
閉じる隊長 : 佐々木貴美子
広い体育館でのびのびと読書。
もっと見る広い体育館でのびのびと読書。
子どもたちは読んでいる本のおもしろい場面を先生に話し、隊長にも「『おえかきしりとり』は難しいよー」「『しょうがっこうへ いこう』は校長先生がおもしろすぎー」「『ほしじいたけ ほしばあたけ』はシリーズの4冊とも読んだよ」と、話しかけてくれました。おはなし会では、最後に「感想を言いたいです」と子どもたちが言い出して、急きょ発表会が始まりました。『りょうりを してはいけない なべ』『ねこ どんなかお』『おばけだじょ』や紙芝居『もったいないばあさん まほうの くにへ』などのおもしろかったところを発表してくれました。どのお話もしっかりとみんなの心に届いていたことに、ボランティアさんも喜んでくださいました。
4月も多くの皆さまのご協力で、子どもたちに絵本の楽しさを届けることができました。本当にありがとうございました。
閉じる隊長 : 佐々木貴美子
この回の会場は、昼間、保護者が家にいない小学生が放課後を過ごす学童保育の施設です。
もっと見るこの回の会場は、昼間、保護者が家にいない小学生が放課後を過ごす学童保育の施設です。
子どもたちは「キャラバンカーには読んだことのない本や、新しい本がいっぱいある」と言って、次々に本を選んで読んでいました。おはなし会では隊長が『ちゅうちゅうたこかいな』 『りょうりを してはいけない なべ』『でんごんでーす』『はやくちことばえほん ももも すももも』などを読みました。『ちゅうちゅうたこかいな』では、1年生から6年生まで全員でいっしょに答えを考えて、「なまはげ」や「なかなおり」を当てました。『はやくちことばえほん ももも すももも』では早口言葉を「やったー! 全部、言えたー!」と、笑顔がいっぱいのおはなし会でした。
閉じる隊長 : 佐々木貴美子
日の当たる所は暑いので、屋根のある駐車場の前にキャラバンカーを停めました。3歳児はキャラバンカーの中で読書タイム。「この中、大好き!」と嬉しそうに言っていました。ボランティアさんは3人で『たべもの だーれ?』『ひとりになったライオン』『もっと いろいろ ばあ』などを読んでくださり、子どもたちは楽しそうに聞いていました。『おめんです2』では大型絵本を使ったので、実物に近い大きさのお面に子どもたちは驚き、お面をかぶっているのが誰か、正解するたびに盛り上がりました。
隊長 : 佐々木貴美子
キャラバンカーに気がついた子どもたちが「来たー!」と嬉しそうに叫んで迎えてくれる中、到着。
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廊下からキャラバンカーの準備作業を見て「まだかな? 早く中に入りたいよー」とドライバーさんに話しかけていました。ボランティアさんが読んでくださった『おにぎりにんじゃ』では、おにぎりにんじゃが盗まれた巻物を忍術で取り返すのを応援する子どもたち。『くものすおやぶん とりものちょう』は、きれいな桜の花が描かれていて、今の季節にぴったりのお話でした。キャラバンカー見学では、紙芝居で見た『ショコラちゃんの おでかけドライブ』の絵本があるのを見つけた女の子が先生に読んでもらっていると、他の子どもたちも集まってきていっしょに聞いていました。隣の子が読んでいる本を読みたくなった男の子は、あとで貸してもらって、仲良く交換して読んでいました。
閉じる隊長 : 佐々木貴美子
2号車は長崎県を訪問。前回9周目はキャラバンカーに不具合があり、代替車での訪問でした。約4年ぶりにキャラバンカーに会えて、皆さんとても喜んでくださいました。
もっと見る2号車は長崎県を訪問。前回9周目はキャラバンカーに不具合があり、代替車での訪問でした。約4年ぶりにキャラバンカーに会えて、皆さんとても喜んでくださいました。
長崎港では「2019長崎帆船まつり」を開催中で、日本丸をはじめロシアや韓国の帆船6隻が停泊しているのを見ることができました。入港パレードや船内公開、打ち上げ花火などのイベントが行われ、賑わっていました。
雄大な雲仙普賢岳を眺めながら到着した会場では、たくさんの子どもたちが待っていてくれました。キャラバンカーの見学では、小学生にだっこしてもらってにっこり笑顔の赤ちゃんや、パパのおひざの上で本を読んでもらっている子がいました。ボランティアさんは『もったいないばあさんの いただきます』を読んでくださり、子どもたちは「きらいって言わないでなんでも食べるよ」とおうちの人に話していました。終了後には公民館内の図書室に寄る子もいて、「こんなにたくさん借りたよ」と、本を見せてくれました。
閉じる隊長 : 渡邉達夫
この日は真冬のような寒さで、移動途中からは季節外れの雪模様に!
もっと見るこの日は真冬のような寒さで、移動途中からは季節外れの雪模様に!
こちらは甲府市の郊外の森林地域にある「武田の杜」などを中心に活動している、園舎を持たない幼稚園です。山道を上っていくと、雪景色の中に大きな池。カモたちも寒そうです。そこからさらに上ると、駐車場にログハウス風のサービスセンターがあり、そこが、会場となりました。天気が良かったらさぞかしきれいだったろうなと思わせるほどの満開の桜が迎えてくれました。周囲には雪が積もり始めていたため、残念ながら絵本の閲覧は室内で行いました。暖炉の暖かさがとてもありがたかったです。おはなし会は、お母さま方も多数見学に来られました。ボランティアさんが『かずあそび ウラパン・オコサ』『はなのみち』『ぼくんちカレーライス』を読み、隊長は外の寒々とした空気を吹き飛ばそうと紙芝居『イカタコツルツル』で勝負。みんなで「ツルツルツルツル……」と元気な声を出しました。
私の最終日は季節外れの荒れた天気になってしまいましたが、山梨県の元気な子どもたちの明るい笑顔に救われ、春の甲斐路を後にしました。
閉じる隊長 : 渡邉達夫
丘陵に広がるぶどう棚と桃畑。青空とピンクの桃の花、そしてくっきりした富士山を見ながらの移動。本当に心が洗われるようでした。
もっと見る丘陵に広がるぶどう棚と桃畑。青空とピンクの桃の花、そしてくっきりした富士山を見ながらの移動。本当に心が洗われるようでした。
ここでの2回のおはなし会は、どちらもワンマンショーです。参加型の『パンダ かぞえたいそう』『ねこです。』『つかまえた!』と生き物がテーマの本を読み進め、最後は『とらのこさんきょうだい かえうた かえうた こいのぼり』で大いに笑ってもらいました。夕方になっても、山々がくっきり見え、翌日の天気が雪と予報されていることが信じられませんでした。
閉じる隊長 : 渡邉達夫
この日は朝から真っ青な空。気候も良く、まさに春爛漫という一日でした。
もっと見るこの日は朝から真っ青な空。気候も良く、まさに春爛漫という一日でした。
ボランティアさんはお二人。『りんごが コロコロ コロリンコ』を読まれましたが、絵が大きくはっきりしているので、子どもたちはくぎ付けになっていました。お二人で読んだ『アヒルだってば! ウサギでしょ!』は見方によって違ったものに見えることがある、ということを教えてくれる本。お二人の掛け合いも息が合っていて楽しかったです。
閉じる隊長 : 渡邉達夫
車中からは周囲を取り巻く山々と桃畑が見え、本当にきれいでした。
もっと見る車中からは周囲を取り巻く山々と桃畑が見え、本当にきれいでした。
3人のボランティアさんと一緒に2回のおはなし会。いずれも隊長の『パンダ かぞえたいそう』で始めました。5歳の回はボランティアさんが『もったいないばあさん まほうの くにへ』『めがねうさぎ』『おおはくちょうのそら』を読みました。少し悲しいおはなしですが、子どもたちはしっかりと聞いていました。4歳の回では『はるですよ』を読むボランティアさんに続いて、文章を復唱する姿が印象的でした。
閉じる隊長 : 渡邉達夫
1号車は春の山梨県を訪問しました。隊長が訪問した4月8日から10日は桜が満開。東京の桜は盛りを過ぎたので、満開の桜を2回見られ、何か得した気分です。濃いピンクの桃の花も満開。散った花びらがピンクの絨毯のようでした。
もっと見る1号車は春の山梨県を訪問しました。隊長が訪問した4月8日から10日は桜が満開。東京の桜は盛りを過ぎたので、満開の桜を2回見られ、何か得した気分です。濃いピンクの桃の花も満開。散った花びらがピンクの絨毯のようでした。
8日は山梨県訪問の初日です。初日とあって、新聞社やテレビ局の取材がありました。キッズステーション「本とあそぼう!」の収録もあり、背筋がピンと伸びた感じです。天気が良く、気温も高くなり午後は半袖になったくらいです。青空に桜が良く似合います。隊長は、『パンダ かぞえたいそう』を読みました。子どもたちは、パンダと一緒に体操をしながら楽しんでくれました。ボランティアさんが読んだ『ねこです。』は、ここでも大人気。ページをめくるたびに大きな歓声が上がりました。そして、この時期ならではの『とらのこさんきょうだい かえうた かえうた こいのぼり』。これも、大きな反響がありました。
閉じる隊長 : 吉田詳子
午後から雨と風が強くなったので、心配しながら立派な建物の図書館に到着しました。
もっと見る午後から雨と風が強くなったので、心配しながら立派な建物の図書館に到着しました。
平日に図書館訪問? めずらしいな〜と思い図書館のスタッフの方に尋ねると、水曜日は小学校が早く終わるとのこと。学校を終えた低学年の学童保育の小学生たちが徐々に集まってくれました。子どもたちは、キャラバンカーの中の絵本が雨にぬれないように制服の中に入れて、お部屋に持ち込み読んでくれました。おはなし会のラストの紙芝居『もったいないばあさん まほうの くにへ』ではみんなと「ちちんぷいぷいの ぷい!」と呪文を唱えながら一緒に楽しみました。終了後、「帰らんとってー!」と別れを惜しむ生徒たちのことばに、「また会おうね!」と図書館を後にしました。
今回の熊本県訪問中、最も多くの参加者があった益城町立広安西小学校では、復興プロジェクトの一環として、人気マンガ『ONE PIECE』のキャラクターがラッピングされたスクールバスに対面することができました。まだまだ震災からの復興に時間はかかるけれど、多くの人たちが一刻も早く熊本が復興できるように全力を注いでいます。おはなし隊の私たちも少しでも皆様のお力になれるように、今後もくまモンに負けないくらいの希望と感動を届けます!くまもとよかとこばい!ありがとうございました‼
閉じる隊長 : 吉田詳子
今日は朝からあいにくの雨。そんな中、傘をさして赤ちゃんを抱いてきたお母さん、乳幼児を連れた親子、天草あゆみ保育園の園児たちがたくさん参加してくれました。ありがとう。
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小さな子どもとお母さんたちが多かったので、『ふってきました』の絵本でみんなに楽しんでもらいました。親子で遊べる早口ことばの絵本『はやくちことばえほん ももも すももも』をみんなで一緒に読んだねー。早口で読めたかな〜?おうちでもまたやってみてね!紙芝居『イカタコツルツル』で「はじまりはじまり〜」の拍子木を鳴らすと、まだ小さな赤ちゃんも上手におててをパチパチしてくれたよ。楽しかったね。大きくなったらまた一緒に遊ぼうねー!
閉じる隊長 : 吉田詳子
まだまだ肌寒い中、子どもたちは、元気いっぱーい!この園でも隊長ワンマンショー!年少クラスと年中・年長クラスに分かれて2回のおはなし会をしました。3歳の年少クラスでは『りんごはいくつ?』を読み、みんなと上手にりんごの数あそびをしました。あおむしさんがきれいなちょうちょに成長したねー。みんなも元気にすくすく大きくなりますように……。
隊長 : 吉田詳子
3月の2号車は、熊本県にやって来ました。くまモンがあっちにもこっちにもいっぱーい! たくさんのくまモンパワーをいただいて熊本県の子どもたちに元気と笑顔を届けるばい‼
もっと見る3月の2号車は、熊本県にやって来ました。くまモンがあっちにもこっちにもいっぱーい! たくさんのくまモンパワーをいただいて熊本県の子どもたちに元気と笑顔を届けるばい‼
今回、隊長は3月4日(月)〜3月7日(木)の4日間で、八代市、大津市、天草市、苓北町、上天草市、益城町、合志市を訪問しました。中でも、早朝5時20分に熊本市内を出発して向かった天草地方では、想像以上に美しい景色、たくさんの出会いがありました。
早朝、まだ暗い中、熊本市を出発しました。だんだんと海辺におひさまが顔を出して、海もキラキラと明るくなり、イ〜イ天気! 今日は隊長ワンマンショーです。年少クラスの園児たちと『ちゅうちゅうたこかいな』からスタート!みんな一緒にたこさんの口をして読みながら頭に「な」のつくことば遊びを楽しみました。「くまモン どこ?」じゃなかった(笑)、『くまさん どこ?』では、みんな一生懸命にくまさんを探して教えてくれるしぐさがとってもカワイかった〜。年中・年長クラスでは、『はやくちことばえほん ももも すももも』を読みました。大人も子どもたちも一緒に早口ことばに参加してくれておもしろかったねー!梅もちらほら咲き出した中、『うめじいのたんじょうび』では、ふたごのらっきょうがくり返してしゃべることばにクスクス笑い。みんなの大好きなパンツやうんちが出てくる『うちゅうじんは パンツが だいすき』『トイレロケット』にも大笑い!ラストに有明海の名物「たこ」も登場する『イカタコツルツル』の紙芝居で、みんなとツルツル遊びました。
閉じる隊長 : 宇田詔子
午後の訪問は、ほど近い、さいたま市立植水小学校に行きました。
もっと見る午後の訪問は、ほど近い、さいたま市立植水小学校に行きました。
途中、とても美味しい地元のうどん屋さんに立ち寄ることもできて、お腹もいっぱいに満たされました。埼玉県のうどん文化にもっとどっぷり浸かりたくなりました。
午後は、なんと雨の予報が大きく覆り、おひさまが顔を出してくれました。肌寒かった朝の天気から一転、子どもたちが「暑い!」と言うくらいの好天になりました。さあ、楽しいおはなし隊の始まりですよ。キャラバンカーの設営は、広い校庭を「どうぞ自由に使ってください」との小学校のはからいもあり、ドーンとブルーシートを広げました。日差しが眩しくないように配慮もして、ゆったりと絵本を読めるようにしました。
一回目のおはなし会は、1年生と特別支援学級のみなさんが参加してくれました。『はるだ はるだよ! 10ぴきのかえる』『つかまえた!』『ひみつ ひみつの ひなまつり』『もったいないばあさんの てんごくと じごくの はなし』、紙芝居は『イカタコツルツル』を読みました。1年生のみなさんは、『つかまえた!』にとても良い反応を示してくれて、「えーっありえない」とか「それは無理……」とか言っていましたが、絵本の中の“おかあさんすごい!”の一文を聞いて、「そうだよね~」と納得していて、ちょっと笑ってしまいました。
同じ絵本でも、1年生と2年生では読み聞かせ中の印象が変わります。『つかまえた!』は「えっ!」と驚きつつも、その後をじっくり観察したり、次の登場人物を予測したり、集中力と洞察力が育まれているのを感じました。キャラバンカーの見学も、和気あいあいと楽しんでくれて、お天気にも感謝です。
いろんな種類のまだ見たことのない絵本にたくさん触れて、手にとって読んだり、共有したり、分かち合ったりと、どの子どもたちも生き生きと楽しんでくれました。実際の体験を通して、みんなの心のなかに絵本の楽しさがたくさん刻まれていく時間を、いつも愛おしいと感じます。
閉じる隊長 : 宇田詔子
2月25日、埼玉県の初日を迎えました。これから約1ヵ月間、ピンクの1号車は埼玉県の小学校、幼稚園、保育園、図書館などに、楽しいおはなしを届けに行きます。
もっと見る2月25日、埼玉県の初日を迎えました。これから約1ヵ月間、ピンクの1号車は埼玉県の小学校、幼稚園、保育園、図書館などに、楽しいおはなしを届けに行きます。
この日は雨の予報でしたが、朝の集合時刻は薄曇りで雨はまだ降っていません。このままお天気が崩れなければいいなと願いつつ、さいたま市立大久保小学校を目指して出発しました。前回の訪問を覚えていた子どもたち、先生方が、ピンクのキャラバンカーを見つけると、「あーっ」と歓声を上げていました。どうやら雨は降りそうにないので、設営したキャラバンカー前のブルーシートと絨毯の上で、好きな本をたくさん読んでもらいました。
おはなし会は、1年生に、『ぼくのおべんとう』『わたしのおべんとう』を息の合ったボランティアさんの二人読みから始め、『そら はだかんぼ!』『ひみつ ひみつの ひなまつり』、大型絵本『にゃーご』、紙芝居は『イカタコツルツル』を読みました。どの本にも素直に反応する1年生のみなさん。『そら はだかんぼ!』では、ライオンがどんどん洋服を脱いでいく姿にキャーキャーはしゃいでいました。季節の絵本『ひみつ ひみつの ひなまつり』では、静かに、そして、うふふと笑いながら聞いてくれました。
2年生は、1年生と比べると大人の雰囲気を感じさせ、静かにじっくりと聞いてくれました。この場で初めて見る絵本やいつもとは違う人の読み聞かせを体験して、子どもたちの心にはどんな印象が残ったのでしょう。素直に楽しんでくれている子どもたちの笑顔を見ると、もっともっと読み聞かせをしていたくなりました。
閉じる隊長 : 古川恵
午後はすみれ保育園を訪問しました。お天気が良くなって由布岳の景色も見事でした。
もっと見る午後はすみれ保育園を訪問しました。お天気が良くなって由布岳の景色も見事でした。
その由布岳のふもとにあるすみれ保育園への訪問。私たちのおはなしをよく聞いて、その都度「はい」とお返事してくれる子どもたちでした。4~5歳児さんの回、ボランティアさんが読んだ『よるのおるすばん』では、フクロウ3兄弟の末っ子ピヨちゃんの言葉にみんなハマって大笑いしていました。帰路は憧れの『ゆふいんの森号』に乗車しました。外国人観光客の多さにびっくりしましたが素敵な列車に揺られて大分県を離れました。
大分県でも、ボランティアの皆さま、訪問先の皆さまに笑顔で迎えていただきました。ありがとうございました。ボランティアさんのお声がけで初めてご応募いただいた訪問先もあり、本当に皆さまに支えられている「おはなし隊」だと実感しました。心より感謝申し上げます!
閉じる隊長 : 古川恵
午前はスマイスセレソン保育園を訪問しました。園内では子どもたちはみーんな裸足で、元気いっぱいでした。
もっと見る午前はスマイスセレソン保育園を訪問しました。園内では子どもたちはみーんな裸足で、元気いっぱいでした。
キャラバンカー見学の時間では、一文字一文字指差しながら一生懸命読んでいるのが印象に残りました。おはなし会の『りんごが コロコロ コロリンコ』では、ぞうさんがとろうとしたりんごを結局「わたし」が食べてしまって「ぞうさんのりんごなのに……」という子どもの優しい声が聞けました。『もったいないばあさんの てんごくと じごくの はなし』では、地獄で低い声の鬼が出てくるとちょっと怖そうにしていて、その後天国で優しい声の天女さまが出てくるとみんなほっとして笑顔になり、可愛かったです。ボランティアさんが読んだ『おおきくなったら きみはなんになる?』では「サッカー選手になるー!」という声が多かったです。
閉じる隊長 : 古川恵
2月10日の午前は、臼杵市立臼杵図書館(付属、こども図書館)を訪問しました。こども図書館の建物は昨年開館100年を迎えました。木造の建物はそれはそれは立派で、木のぬくもりを感じさせる、レトロでとてもいい雰囲気の図書館でした。ボランティアさんが『こねこちゃんこねこちゃん』を読むと、子どもたちの中から「にゃーん」と可愛らしい声も聞こえました。