この日は朝から真っ青な空。気候も良く、まさに春爛漫という一日でした。
もっと見る「本とあそぼう 全国訪問おはなし隊」は、2台のキャラバンカーで各都道府県を
巡回しています。
桃色の1号車、緑色の2号車に乗車し、全国を訪問した隊長たちの日記を
ご紹介します。
隊長 : 渡邉達夫
この日は朝から真っ青な空。気候も良く、まさに春爛漫という一日でした。
もっと見るこの日は朝から真っ青な空。気候も良く、まさに春爛漫という一日でした。
ボランティアさんはお二人。『りんごが コロコロ コロリンコ』を読まれましたが、絵が大きくはっきりしているので、子どもたちはくぎ付けになっていました。お二人で読んだ『アヒルだってば! ウサギでしょ!』は見方によって違ったものに見えることがある、ということを教えてくれる本。お二人の掛け合いも息が合っていて楽しかったです。
閉じる隊長 : 渡邉達夫
車中からは周囲を取り巻く山々と桃畑が見え、本当にきれいでした。
もっと見る車中からは周囲を取り巻く山々と桃畑が見え、本当にきれいでした。
3人のボランティアさんと一緒に2回のおはなし会。いずれも隊長の『パンダ かぞえたいそう』で始めました。5歳の回はボランティアさんが『もったいないばあさん まほうの くにへ』『めがねうさぎ』『おおはくちょうのそら』を読みました。少し悲しいおはなしですが、子どもたちはしっかりと聞いていました。4歳の回では『はるですよ』を読むボランティアさんに続いて、文章を復唱する姿が印象的でした。
閉じる隊長 : 渡邉達夫
1号車は春の山梨県を訪問しました。隊長が訪問した4月8日から10日は桜が満開。東京の桜は盛りを過ぎたので、満開の桜を2回見られ、何か得した気分です。濃いピンクの桃の花も満開。散った花びらがピンクの絨毯のようでした。
もっと見る1号車は春の山梨県を訪問しました。隊長が訪問した4月8日から10日は桜が満開。東京の桜は盛りを過ぎたので、満開の桜を2回見られ、何か得した気分です。濃いピンクの桃の花も満開。散った花びらがピンクの絨毯のようでした。
8日は山梨県訪問の初日です。初日とあって、新聞社やテレビ局の取材がありました。キッズステーション「本とあそぼう!」の収録もあり、背筋がピンと伸びた感じです。天気が良く、気温も高くなり午後は半袖になったくらいです。青空に桜が良く似合います。隊長は、『パンダ かぞえたいそう』を読みました。子どもたちは、パンダと一緒に体操をしながら楽しんでくれました。ボランティアさんが読んだ『ねこです。』は、ここでも大人気。ページをめくるたびに大きな歓声が上がりました。そして、この時期ならではの『とらのこさんきょうだい かえうた かえうた こいのぼり』。これも、大きな反響がありました。
閉じる隊長 : 吉田詳子
午後から雨と風が強くなったので、心配しながら立派な建物の図書館に到着しました。
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平日に図書館訪問? めずらしいな〜と思い図書館のスタッフの方に尋ねると、水曜日は小学校が早く終わるとのこと。学校を終えた低学年の学童保育の小学生たちが徐々に集まってくれました。子どもたちは、キャラバンカーの中の絵本が雨にぬれないように制服の中に入れて、お部屋に持ち込み読んでくれました。おはなし会のラストの紙芝居『もったいないばあさん まほうの くにへ』ではみんなと「ちちんぷいぷいの ぷい!」と呪文を唱えながら一緒に楽しみました。終了後、「帰らんとってー!」と別れを惜しむ生徒たちのことばに、「また会おうね!」と図書館を後にしました。
今回の熊本県訪問中、最も多くの参加者があった益城町立広安西小学校では、復興プロジェクトの一環として、人気マンガ『ONE PIECE』のキャラクターがラッピングされたスクールバスに対面することができました。まだまだ震災からの復興に時間はかかるけれど、多くの人たちが一刻も早く熊本が復興できるように全力を注いでいます。おはなし隊の私たちも少しでも皆様のお力になれるように、今後もくまモンに負けないくらいの希望と感動を届けます!くまもとよかとこばい!ありがとうございました‼
閉じる隊長 : 吉田詳子
今日は朝からあいにくの雨。そんな中、傘をさして赤ちゃんを抱いてきたお母さん、乳幼児を連れた親子、天草あゆみ保育園の園児たちがたくさん参加してくれました。ありがとう。
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小さな子どもとお母さんたちが多かったので、『ふってきました』の絵本でみんなに楽しんでもらいました。親子で遊べる早口ことばの絵本『はやくちことばえほん ももも すももも』をみんなで一緒に読んだねー。早口で読めたかな〜?おうちでもまたやってみてね!紙芝居『イカタコツルツル』で「はじまりはじまり〜」の拍子木を鳴らすと、まだ小さな赤ちゃんも上手におててをパチパチしてくれたよ。楽しかったね。大きくなったらまた一緒に遊ぼうねー!
閉じる隊長 : 吉田詳子
まだまだ肌寒い中、子どもたちは、元気いっぱーい!この園でも隊長ワンマンショー!年少クラスと年中・年長クラスに分かれて2回のおはなし会をしました。3歳の年少クラスでは『りんごはいくつ?』を読み、みんなと上手にりんごの数あそびをしました。あおむしさんがきれいなちょうちょに成長したねー。みんなも元気にすくすく大きくなりますように……。
隊長 : 吉田詳子
3月の2号車は、熊本県にやって来ました。くまモンがあっちにもこっちにもいっぱーい! たくさんのくまモンパワーをいただいて熊本県の子どもたちに元気と笑顔を届けるばい‼
もっと見る3月の2号車は、熊本県にやって来ました。くまモンがあっちにもこっちにもいっぱーい! たくさんのくまモンパワーをいただいて熊本県の子どもたちに元気と笑顔を届けるばい‼
今回、隊長は3月4日(月)〜3月7日(木)の4日間で、八代市、大津市、天草市、苓北町、上天草市、益城町、合志市を訪問しました。中でも、早朝5時20分に熊本市内を出発して向かった天草地方では、想像以上に美しい景色、たくさんの出会いがありました。
早朝、まだ暗い中、熊本市を出発しました。だんだんと海辺におひさまが顔を出して、海もキラキラと明るくなり、イ〜イ天気! 今日は隊長ワンマンショーです。年少クラスの園児たちと『ちゅうちゅうたこかいな』からスタート!みんな一緒にたこさんの口をして読みながら頭に「な」のつくことば遊びを楽しみました。「くまモン どこ?」じゃなかった(笑)、『くまさん どこ?』では、みんな一生懸命にくまさんを探して教えてくれるしぐさがとってもカワイかった〜。年中・年長クラスでは、『はやくちことばえほん ももも すももも』を読みました。大人も子どもたちも一緒に早口ことばに参加してくれておもしろかったねー!梅もちらほら咲き出した中、『うめじいのたんじょうび』では、ふたごのらっきょうがくり返してしゃべることばにクスクス笑い。みんなの大好きなパンツやうんちが出てくる『うちゅうじんは パンツが だいすき』『トイレロケット』にも大笑い!ラストに有明海の名物「たこ」も登場する『イカタコツルツル』の紙芝居で、みんなとツルツル遊びました。
閉じる隊長 : 宇田詔子
午後の訪問は、ほど近い、さいたま市立植水小学校に行きました。
もっと見る午後の訪問は、ほど近い、さいたま市立植水小学校に行きました。
途中、とても美味しい地元のうどん屋さんに立ち寄ることもできて、お腹もいっぱいに満たされました。埼玉県のうどん文化にもっとどっぷり浸かりたくなりました。
午後は、なんと雨の予報が大きく覆り、おひさまが顔を出してくれました。肌寒かった朝の天気から一転、子どもたちが「暑い!」と言うくらいの好天になりました。さあ、楽しいおはなし隊の始まりですよ。キャラバンカーの設営は、広い校庭を「どうぞ自由に使ってください」との小学校のはからいもあり、ドーンとブルーシートを広げました。日差しが眩しくないように配慮もして、ゆったりと絵本を読めるようにしました。
一回目のおはなし会は、1年生と特別支援学級のみなさんが参加してくれました。『はるだ はるだよ! 10ぴきのかえる』『つかまえた!』『ひみつ ひみつの ひなまつり』『もったいないばあさんの てんごくと じごくの はなし』、紙芝居は『イカタコツルツル』を読みました。1年生のみなさんは、『つかまえた!』にとても良い反応を示してくれて、「えーっありえない」とか「それは無理……」とか言っていましたが、絵本の中の“おかあさんすごい!”の一文を聞いて、「そうだよね~」と納得していて、ちょっと笑ってしまいました。
同じ絵本でも、1年生と2年生では読み聞かせ中の印象が変わります。『つかまえた!』は「えっ!」と驚きつつも、その後をじっくり観察したり、次の登場人物を予測したり、集中力と洞察力が育まれているのを感じました。キャラバンカーの見学も、和気あいあいと楽しんでくれて、お天気にも感謝です。
いろんな種類のまだ見たことのない絵本にたくさん触れて、手にとって読んだり、共有したり、分かち合ったりと、どの子どもたちも生き生きと楽しんでくれました。実際の体験を通して、みんなの心のなかに絵本の楽しさがたくさん刻まれていく時間を、いつも愛おしいと感じます。
閉じる隊長 : 宇田詔子
2月25日、埼玉県の初日を迎えました。これから約1ヵ月間、ピンクの1号車は埼玉県の小学校、幼稚園、保育園、図書館などに、楽しいおはなしを届けに行きます。
もっと見る2月25日、埼玉県の初日を迎えました。これから約1ヵ月間、ピンクの1号車は埼玉県の小学校、幼稚園、保育園、図書館などに、楽しいおはなしを届けに行きます。
この日は雨の予報でしたが、朝の集合時刻は薄曇りで雨はまだ降っていません。このままお天気が崩れなければいいなと願いつつ、さいたま市立大久保小学校を目指して出発しました。前回の訪問を覚えていた子どもたち、先生方が、ピンクのキャラバンカーを見つけると、「あーっ」と歓声を上げていました。どうやら雨は降りそうにないので、設営したキャラバンカー前のブルーシートと絨毯の上で、好きな本をたくさん読んでもらいました。
おはなし会は、1年生に、『ぼくのおべんとう』『わたしのおべんとう』を息の合ったボランティアさんの二人読みから始め、『そら はだかんぼ!』『ひみつ ひみつの ひなまつり』、大型絵本『にゃーご』、紙芝居は『イカタコツルツル』を読みました。どの本にも素直に反応する1年生のみなさん。『そら はだかんぼ!』では、ライオンがどんどん洋服を脱いでいく姿にキャーキャーはしゃいでいました。季節の絵本『ひみつ ひみつの ひなまつり』では、静かに、そして、うふふと笑いながら聞いてくれました。
2年生は、1年生と比べると大人の雰囲気を感じさせ、静かにじっくりと聞いてくれました。この場で初めて見る絵本やいつもとは違う人の読み聞かせを体験して、子どもたちの心にはどんな印象が残ったのでしょう。素直に楽しんでくれている子どもたちの笑顔を見ると、もっともっと読み聞かせをしていたくなりました。
閉じる隊長 : 古川恵
午後はすみれ保育園を訪問しました。お天気が良くなって由布岳の景色も見事でした。
もっと見る午後はすみれ保育園を訪問しました。お天気が良くなって由布岳の景色も見事でした。
その由布岳のふもとにあるすみれ保育園への訪問。私たちのおはなしをよく聞いて、その都度「はい」とお返事してくれる子どもたちでした。4~5歳児さんの回、ボランティアさんが読んだ『よるのおるすばん』では、フクロウ3兄弟の末っ子ピヨちゃんの言葉にみんなハマって大笑いしていました。帰路は憧れの『ゆふいんの森号』に乗車しました。外国人観光客の多さにびっくりしましたが素敵な列車に揺られて大分県を離れました。
大分県でも、ボランティアの皆さま、訪問先の皆さまに笑顔で迎えていただきました。ありがとうございました。ボランティアさんのお声がけで初めてご応募いただいた訪問先もあり、本当に皆さまに支えられている「おはなし隊」だと実感しました。心より感謝申し上げます!
閉じる隊長 : 古川恵
午前はスマイスセレソン保育園を訪問しました。園内では子どもたちはみーんな裸足で、元気いっぱいでした。
もっと見る午前はスマイスセレソン保育園を訪問しました。園内では子どもたちはみーんな裸足で、元気いっぱいでした。
キャラバンカー見学の時間では、一文字一文字指差しながら一生懸命読んでいるのが印象に残りました。おはなし会の『りんごが コロコロ コロリンコ』では、ぞうさんがとろうとしたりんごを結局「わたし」が食べてしまって「ぞうさんのりんごなのに……」という子どもの優しい声が聞けました。『もったいないばあさんの てんごくと じごくの はなし』では、地獄で低い声の鬼が出てくるとちょっと怖そうにしていて、その後天国で優しい声の天女さまが出てくるとみんなほっとして笑顔になり、可愛かったです。ボランティアさんが読んだ『おおきくなったら きみはなんになる?』では「サッカー選手になるー!」という声が多かったです。
閉じる隊長 : 古川恵
2月10日の午前は、臼杵市立臼杵図書館(付属、こども図書館)を訪問しました。こども図書館の建物は昨年開館100年を迎えました。木造の建物はそれはそれは立派で、木のぬくもりを感じさせる、レトロでとてもいい雰囲気の図書館でした。ボランティアさんが『こねこちゃんこねこちゃん』を読むと、子どもたちの中から「にゃーん」と可愛らしい声も聞こえました。
隊長 : 古川恵
午後はゆの杜竹泉を訪問しました。住宅街からは少し離れたところでしたが、たくさん(子ども36名、大人13名)お集まりいただき、おはなし会会場は満員御礼! 『はやくちことばえほん ももも すももも』では、みんなも一緒に早口言葉を復唱して盛り上がりました。ボランティアさんが読んだ『まるまるまるのほん』は想像力を刺激する楽しい絵本でした。
隊長 : 古川恵
2号車は梅の花が咲き始め春の気配を感じる大分県訪問です。大分は別府温泉が有名ですね。私たちのお宿も温泉付きでしたので、帰る頃にはお肌がすべすべになったような気がしました!
もっと見る2号車は梅の花が咲き始め春の気配を感じる大分県訪問です。大分は別府温泉が有名ですね。私たちのお宿も温泉付きでしたので、帰る頃にはお肌がすべすべになったような気がしました!
2月9日午前はポラリス児童クラブを訪問しました。この日は小雨模様でしたが、児童クラブの子どもたちが40人以上も参加してくれました。とにかく先生方のノリが良く、おはなし会で子どもたちと一緒に楽しそうに聞いてくださる様子が印象的で嬉しかったです。
閉じる隊長 : 堤暢子
明るい生活科室がおはなし会の会場です。
もっと見る明るい生活科室がおはなし会の会場です。
1回目は1年生。ボランティアさんが『おふろおばけ』を「みんなおばけは好き?」「こわくなったら教えてね」と楽しく問いかけ、「こわくない」「好き」「ちょっとこわい」などとやりとりしながらのスタートです。ドキドキしながらも「これならこわくない」と楽しく聴きました。『もっちゃう もっちゃう もうもっちゃう』では、なかなかトイレにたどり着けない主人公と一緒に「えーっ」などと声をあげたり、アドバイスをしながら聴いています。『はやくちことばえほん ももも すももも』 では、早口言葉が上手でびっくりしました。 『ももたろう』の紙芝居では、「みんなが読んだももたろうと同じかな? 違うところがあるかな?」と始めたら、最後「同じだった」「桃がたくさん出てくるところが違った」などと教えてくれました。
2回目は2年生。『だーるまさん だーるまさん』のにらめっこは、おなじみの「あっぷっぷ」ではありません。意外な「あっぷっ〇」に大笑い。先生が率先して大笑いをしてくださり、子どもたちも、よりリラックスしてのおはなし会スタートです。『もっちゃう もっちゃう もうもっちゃう』『パンダともだちたいそう』と続き『やきざかなののろい』では、冒頭、主人公の男の子の「ぼくは、やきざかながきらいです」のセリフに「なんで?」の声。先生のお話では「お魚が好きなクラス」とのことでした。物語の中盤、魚を上手に食べられずぐちゃぐちゃになっている絵のページでは「ぐちゃぐちゃだ」という声に、「しょうがない。子どもなんだから」と励ます声が。思わずふき出しました。「今月、1号車は群馬県のお友だちのところに行きますよ」と話したら、最後に「〇〇保育園行った?」「ぼく〇〇保育園だよ、行く?」とたくさんのお友だちが話しかけてくれました。みんな、自分が卒園した園が大好きで誇りなのですね。素敵ですね。
一つでも多くの場所に出向いて、たくさんの人と絵本との出会いを一緒に楽しみたいな、そんな気持ちになった群馬県でのおはなし会でした。みなさん、ありがとうございました。
閉じる隊長 : 堤暢子
2月の1号車は、赤城山や草津温泉で有名な群馬県の訪問です。前日4日に訪問していた隊長から「赤城おろしの風が冷たいです、暖かくしてね」とメッセージをもらいました。風対策、雨の心積もりをしての出発です。幸いお天気に恵まれたおはなし会となりました。
もっと見る2月の1号車は、赤城山や草津温泉で有名な群馬県の訪問です。前日4日に訪問していた隊長から「赤城おろしの風が冷たいです、暖かくしてね」とメッセージをもらいました。風対策、雨の心積もりをしての出発です。幸いお天気に恵まれたおはなし会となりました。
高崎駅を出発したキャラバンカーから、真っ白な美しい浅間山が見えました。幼稚園に到着すると、広い園庭の真ん中に大きな円が描いてありました。ここにシートを広げて絵本を読めるようにと、先生が印をつけてくださったのです。キャラバンカーを楽しみに待ってご準備くださったのだな、楽しいおはなし会にしたいなと嬉しく、心もひきしまります。
1回目、3歳児さんのおはなし会では、最初に『たべもの だーれ?』で、絵にかくれた動物をみつけて楽しみます。みつかるとみんな笑顔。「イエーイ」とガッツポーズをしたり、顔を見合わせたり、楽しみながらのおはなし会スタートです。そして、ボランティアさんの『これは まる』『そりあそび』とおはなし会は盛り上がっていきます。『これは まる』は、「たいようだ」などとすぐに感じたことを伝えてくれながら、絵に見入っていました。『そりあそび』では、すっかり絵本の世界に入り込んでいた子どもたち。「ぼくもすべりたかった」「わたしも」の声でいっぱいです。そりで遊んだあとは大型絵本『もりのおふろ』できれいさっぱり温まります。ごしごししゅっしゅっのリズムを楽しみました。紙芝居は『ショコラちゃんの おでかけドライブ』。好きなパンをそれぞれ食べて、おなかもいっぱいになりました。
2回目4~5歳児さんのおはなし会では、ボランティアさんの『そら はだかんぼ!』『もっちゃう もっちゃう もうもっちゃう』『どうぶつまぜこぜあそび』を、ハラハラしたり、ちょっとほっとしたり、笑ったりしながら楽しみます。 『てぶくろ』は、最後に世界中の動物たちが手をつなぐ絵が出てきます。なんと、鯛やイルカもいます。「さかながいるよ」としっかり突っ込みを入れてくれる子もいて、そりゃ不思議に思うよね、と、率直な声にほっとします。この日は穏やかな天気で、「こんなに風がない日はめずらしい」とドライバーさん。子どもたちは、青空の下でキャラバンカーの階段を上り下りして、たくさんの絵本を楽しんでくれました。
閉じる隊長 : 清時緑
午後は山崎保育園。こちらの園は、ドライバーさんの出身園です。ドライバーさんを担任された先生のお話など、園長先生と昔話に花が咲いていました。
もっと見る午後は山崎保育園。こちらの園は、ドライバーさんの出身園です。ドライバーさんを担任された先生のお話など、園長先生と昔話に花が咲いていました。
また、この日はボランティアさんがインフルエンザで欠席のため、急遽隊員になりたくさんの本を読んでくださった岩切先生、ありがとうございました。先生は『山のおふろ』『どうぶつサーカスはじまるよ』『ぴっけやまのおならくらべ』『オニじゃないよ おにぎりだよ』『よかったねネッドくん』を読んでくださいました。
宮崎でもたくさんの皆様にご協力をいただき、たくさんのかわいい笑顔に出会うことができました。本当にありがとうございました。次回訪問時も子どもたちにたくさんの本、素敵なお話を届けることができますように、どうぞご協力をお願い申し上げます。
閉じる隊長 : 清時緑
放送局3社、新聞社2社と、たくさんの取材がありました。ボランティアさんは少し緊張のご様子でしたが、しっかりと本を読んでくれました。その様子も夕方のニュースで報道されましたよ。ボランティアさんには『ユッキーとダルマン』『わたしのゆたんぽ』『ゆきだるまはよるがすき!』『おもち!』などを読んでいただきました。
隊長 : 加藤惠里
2019年の「おはなし隊」1号車は、千葉県からスタートしました。昨年暮れに、講談社が「おはなし隊」の活動によりメセナ大賞を受賞しました。私にとって、受賞後初めてのおはなし会ですが、今まで通り、子どもたちに絵本の世界を届けて、楽しいおはなし会にしたいと思います。
もっと見る2019年の「おはなし隊」1号車は、千葉県からスタートしました。昨年暮れに、講談社が「おはなし隊」の活動によりメセナ大賞を受賞しました。私にとって、受賞後初めてのおはなし会ですが、今まで通り、子どもたちに絵本の世界を届けて、楽しいおはなし会にしたいと思います。
2019年初日は、市川市の柏井保育園からスタートです。新しく園舎を建てられて広々とした園庭にキャラバンカーを設営しました。お天気に恵まれ、青空の下でキャラバンカー見学ができました。子どもたちは、「好きな本があったよ!」「楽しかった」と伝えてくれました。
おはなし会では、1回目4〜5歳児の回は、最初にボランティアさんの読んだ『たべもの だーれ?』で隠れている動物を見つけて、喜び、楽しみました。『おもちのきもち』では、かがみもちが語る、いろいろな味のおもちの話を興味深く聞いていました。『よかったねネッドくん』では、表紙を見た瞬間、「あ、見たことある!」の声。ページをひらくごとに集中して聞いていました。いもとようこさんの『てぶくろ』では、世界中のみんなが手をつなげばてぶくろはいらないという、みみたんのおねえちゃんのセリフを聞きながら絵をじっと見ていました。さて、最後は紙芝居の『ももたろう』です。「いぬと きじと さるをけらいにしたももたろうは、いよいよおにがしまへむかっていった」と読み、ゆっくりぬいて次の場面に行こうとした瞬間、「がんばって!」という男の子の声。みんな、絵本(紙芝居)の世界に入っているんだなと嬉しく思い、ありがたい応援のもと、心強く鬼退治に行くことができました。ありがとう!
おはなし会が始まる前に、座っているみんなの裸足の足が可愛くて、「寒くないの?」と聞きましたら、前列左に座る男の子が、「我慢強くなったから」と言い、ボランティアさんと感心して笑いました。2回目3歳児の回は、『ととけっこう よが あけた』の絵本を見て「ニワトリだー」とすかさず声があがりました。『ぼくのくれよん』では、鼻の絵を見てすぐにぞうさんのくれよんだとわかり、いろいろな色のページのできごとを楽しみました。最後のページになった時に、「すべり台!」の声。虹ではない、子どもの発想にうなりました。『ぺんぎんたいそう』ではペンギンと一緒に体操もしました。紙芝居の『ショコラちゃんの おでかけドライブ』では給食前のこの時間に、みんなでいろいろなパンを食べました。
おはなし会が終わると、「楽しかった」「ありがとう」と女の子も男の子も手を出してタッチしてくれました。
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