「本とあそぼう 全国訪問おはなし隊」は、2台のキャラバンカーで各都道府県を
巡回しています。
桃色の1号車、緑色の2号車に乗車し、全国を訪問した隊長たちの日記を
ご紹介します。
隊長 : 加藤惠里
1号車は11月から12月にかけて、岐阜県の訪問です。冬に向かう紅葉と深い緑の山が、朝日と一緒に郡上市に向かって走るキャラバンカーを迎えてくれました。
もっと見る1号車は11月から12月にかけて、岐阜県の訪問です。冬に向かう紅葉と深い緑の山が、朝日と一緒に郡上市に向かって走るキャラバンカーを迎えてくれました。
1年生から3年生のお友だちが待ってくれています。とても楽しみです。
小学校に向かう途中から雨になりました。止みそうもないため、キャラバンカーは教室に近づけて設営しました。キャラバンカーの屋根が足りない部分は、校長先生はじめ先生方がテントを張ってカバーしてくださいました。雨のなか、本当にありがとうございました。おかげで、雨に濡れることなく安心しておはなし会ができました。
1冊目は『たべもの だーれ?』で3学年全員のお友だちとひとつになりました。
2冊目は太田大八さんの『ともだち』。8歳の子どもたちが出てくるこの本は、小学生のおはなし会には外せない本です。
3冊目は『アントンせんせい おでかけです』。「知ってるー」という声が上がりました。 「読んでもいい?」と聞くと、「いいよ」。みんなよく聞いてくれました。 お話を知らない子のために静かに聞いてくれたのもわかり、優しい子どもたちだなあと思いました。ありがとう!
4冊目は、『ちゅうちゅうたこかいな』。
5冊目は、ウクライナの民話の『てぶくろ』。最後に紙芝居『ももたろう』。 おはなし会が終わってから、男の子と女の子が来て、 「私、キャラバンカーを検索してみたの」「僕、好きな本がキャラバンカーのこっち側の下にあるよ」と教えてくれました。
みんなと楽しく過ごすことができました。
閉じる隊長 : 窪田泰子
そして午後の訪問先、尾道市立瀬戸田図書館に到着。
こちらの会場には4つの保育園や幼稚園の子どもたちが集まってくれました。キッズステーションの撮影もあり、少しドキドキしたかな。
『たべもの だーれ?』『どすこい すしずもう』 『くまさん どこ?』『ねこです。』、 紙芝居『ショコラちゃんの おでかけドライブ』を読みました。
子どもたちだけでなく、先生方からも反応の声があがって楽しかったです。子どもも大人も楽しめる空間ってすごく嬉しいですね。
そんなお話をこれからも届けられるように頑張ります! 楽しく優しい広島県のみんな、ありがとうございました!
閉じる隊長 : 窪田泰子
前回も隊長が担当した訪問先です。当時お世話になったたくさんのボランティアの方々が、設営などのお手伝いに来てくださいました。皆さんとお話ししているうちにいろいろと思い出し、とても嬉しくなりました。
もっと見る前回も隊長が担当した訪問先です。当時お世話になったたくさんのボランティアの方々が、設営などのお手伝いに来てくださいました。皆さんとお話ししているうちにいろいろと思い出し、とても嬉しくなりました。
子どもたちは入れ替わっているのに、前回と同様ノリノリで反応抜群。 「あれ? 私いま大阪にいる?」と錯覚するくらいの子どもたちの反応に何度も吹き出しそうになりました。
『ねこです。』では繰り返される「ねこです。」の言葉にすっかりはまった子どもたちが、自然に「ねこです。」と合いの手をいれてくれたり、 『どすこい すしずもう』では白熱した応援を繰り広げ、 『くまさん どこ?』ではくまを探しながら、「たなの うえかな?」の文には「それはないわー。棚がどぉーんってなるでしょ」などツッコミを。
紙芝居の『ショコラちゃんの おでかけドライブ』でショコラちゃんはオープンカーに乗っていますが、「一人で?」「子どもなのに?」とツッコミながらも、ドアを閉めていないとしきりに心配してくれ、「ドア閉めんと虫が入るよ!」と(笑)。いつもお母さんに言われてるのかな。隊長は面白すぎてたまりませんでしたよ。
しまなみ海道を走っての移動中、スーパーのイートインで、なんとレモンラーメンを食べました。この辺りはみかんやレモンが名産なんですって。さっぱりとレモンの味がして美味しかったです。
閉じる隊長 : 窪田泰子
午後は、松永東保育所を訪問。着いた! と思うと同時に所長さんや先生方が出てきて、いろいろお手伝いくださいました。
もっと見る午後は、松永東保育所を訪問。着いた! と思うと同時に所長さんや先生方が出てきて、いろいろお手伝いくださいました。
最初の回は4~5歳児さん。 『ねこです。』 『どすこい すしずもう』『おちゃわんかぞく』『くまさん どこ?』、そして紙芝居『ショコラちゃんの おでかけドライブ』。 とっても楽しく聞いてくれて、隊長も楽しく読みました。おはなし会が終わると、この本が好き、あれが好きと、次々と教えてくれました。
2回目は3歳児さん。みーんな人懐っこくて、いろいろと話しかけてくれました。『たべもの だーれ?』では、出てくる動物がわからないと「ちょっとだけみせて」とかわいくおねだりしてくれたり。なんとかわいい子たちでしょう。
『おちゃわんかぞく』 『コロッケ できました』では自然にみんなもぐもぐ(笑)。続けて『バナーナ!』、そして紙芝居『ショコラちゃんの おでかけドライブ』を。
終わると、またみんな次々と前に出てきてくれて一生懸命お話ししてくれました。みんなありがとうね。
閉じる隊長 : 窪田泰子
秋から冬へと移り変わる11月。2号車は広島県へ。私は福山市を拠点に2日間で4つの会場を訪問させていただきました。
もっと見る秋から冬へと移り変わる11月。2号車は広島県へ。私は福山市を拠点に2日間で4つの会場を訪問させていただきました。
最初の絵本は『ねこです。』。表紙をみてタイトルを聞くだけでもう笑っちゃっています。
『どすこい すしずもう』は、小さい子たちも小学生も大盛り上がりの一冊。みんな自分の好きなお寿司を一生懸命応援してくれるんですよ。
そして『くまさん どこ?』は、ちらっとみえているくまを指さし一生懸命に「そ・こ!」と教えてくれます。でもちっとも気づかない絵本の中の男の子。最後のページのくまと男の子が眠っているシーンをみて、子どもたちが言った「あ! くまがお母さんなんだ」という言葉にはっとしました。大人には出来ない発想だなと思いました。子どもにとって一緒に眠るのはお母さんで、だからくまが一緒に眠っているとくまがお母さんだと素直に思うんだなあとなんだか感動しました。
最後に『もったいないばあさん まほうの くにへ』の大型紙芝居を。いつも扉をひらくと「あ! もったいないばあさんだー!」とみんな喜んでくれるのもとっても嬉しいです。
キャラバンカーの見学も楽しんでくれたようで、面出しの絵本がたくさん入れ替わっていて、嬉しく思いながら片付けました。
閉じる隊長 : 渡邉達夫
午後は福島市立森合小学校の放課後児童クラブ、キッズハウスりんごっこ森合を訪問しました。
もっと見る午後は福島市立森合小学校の放課後児童クラブ、キッズハウスりんごっこ森合を訪問しました。
40名の子どもたちが参加してくれました。理事長のおはなしを伺い、教育に対する深い思いと子どもたちへの想いに心を打たれました。
隊長が『うどん対ラーメン』『ふってきました』などの愉快な本を読み『イカタコツルツル』の紙芝居でしめ、大笑いのうちにおはなし会を終えました。
災害の影響が心配された福島県での稼働ですが、子どもたちの笑顔と、それを優しく見守る大人たちの姿を見ることが出来て、本当に良かったです。
閉じる隊長 : 渡邉達夫
あっという間に11月です。午前中は福島市のあづま保育園を訪問しました。当初予定の3~5歳の子どもたちに加え、0~2歳の子ども、子育て支援センターに通う親子など、大人数のおはなし会になりました。
隊長 : 渡邉達夫
午後の会場に向かう途中、道の駅よつくら港で昼食。
もっと見る午後の会場に向かう途中、道の駅よつくら港で昼食。
案内プレートを読むと、グランドオープンから8ヵ月足らずで津波被災に遭ったそうです。その直後から、ボランティアの協力もあって復興に向けて取り組んだとの事。 新しい堤防もその際に整備されたものとの事でした。堤防の上から、あのような津波があったとは信じられない、穏やかな美しい海原を見ることが出来ました。
午後はいわき市立久之浜保育所を訪問しました。園庭にブルーシートを広げ準備万端と思った時、ブルーシートの上を歩く靴下がなんとなく湿っぽく感じました。見た目は全く問題ないと思われた園庭ですが、保水能力が限界を超えていたらしく、スポンジのように水分がまだ抜けていなかったようです。 キャラバンカー見学は急遽、園舎のベランダ廊下で行うことにしました。
そんな状況でしたが、子どもたちはおはなし隊の訪問を楽しんでくれ、終わりの時間になっても名残惜しそうで、まだまだ本を読んでいたいようでした。
閉じる隊長 : 渡邉達夫
この日はいわき市へ。
もっと見るこの日はいわき市へ。
先日の大雨の被害が大きかったところで、途中の道路状況も心配だったため、朝6時に郡山のホテルを出発。 山麓の朝もやの中から太陽が出てくる幻想的な風景を見ながら向かいました。 途中、川が氾濫した痕跡や災害ごみが積まれている広場などを見ながら、改めて災害の大きさに心が痛みました。
午前は明德舘幼稚園を訪問しました。 この幼稚園は、神社の敷地内にありました! うっそうとした坂道を上り、幼稚園へ。門柱の横の木の枝を気遣い、白い作務衣(さむえ)姿の男性が、房で枝を支えてくれました。 その方こそ、なんと園長先生!同時に神社の神主さんでもあります。 その心遣いに痛み入りました。 こちらは2回のおはなし会。 どちらの回も子どもたちが楽しそうに参加してくれました。
閉じる隊長 : 渡邉達夫
午後は、福島市のさくらんぼ中央保育園を訪問しました。
もっと見る午後は、福島市のさくらんぼ中央保育園を訪問しました。
JR福島駅近くの線路際に建つ、今年4月に開園したばかりの保育園。通過する電車が良く見えます。 ここでは2回のおはなし会です。 小さい子どもたちには、『りんごが コロコロ コロリンコ』や『ねこです。』『かけっこ かけっこ』といった、絵の輪郭がはっきりしている本をプログラムに入れました。
改めて絵の力強さを実感しました。どちらの回も、子どもたちの歓声が響きました。
閉じる隊長 : 渡邉達夫
私は10月30日から11月1日まで福島県を訪問しました。福島県は、先日の台風や大雨の影響が大きかった県。実際どうなっているのかという不安な気持ちも覚えながら訪問しました。
もっと見る私は10月30日から11月1日まで福島県を訪問しました。福島県は、先日の台風や大雨の影響が大きかった県。実際どうなっているのかという不安な気持ちも覚えながら訪問しました。
前日のはっきりしない天気から、秋らしい爽やかな天気に。午前は福島市役所本庁舎を訪問しました。おはなし会の前に、庁舎ロビーで福島県出発式がありました。市長も参列してのセレモニーでは、おはなし隊訪問への謝辞とともに、東日本大震災に際し、地元の保育園の先生たちが中心になって作った2つの紙芝居を頂戴しました。
また、参加してくれた福島わかば保育園の子どもたちからは、先におはなし隊からお送りした絵本に対しての感謝状をいただきました。 こうやって、おはなし隊は皆さんに支えられているのだということを実感し、うれしく思いました。
おはなし会は、一般の子どもたちも参加して盛況のうちに行われました。まず、『きょうりゅう あっちむいて ホイ!』でスタート。 子どもたちが、「あっちむいて――ホイ‼」と一緒に言ってくれて気分もあげあげです。 『つかまえた!』の後は、季節感あふれる『いもいも ほりほり』。そして、ブタさんつながりで『ブービーとすべりだい』と続きます。最後に『ショコラちゃんの おでかけドライブ』の紙芝居を楽しんで、おはなし会は終了。
キャラバンカー見学は、ちょうど入れ替えたばかりの真新しい本を手に、みんな大喜びでした。福島県のスタートを気持ちよく切ることが出来ました。
閉じる隊長 : 吉田詳子
午後もどしゃぶりの雨でした。
もっと見る午後もどしゃぶりの雨でした。
この小学校も玄関前に広い軒があり、雨にぬれずに設営できそうと思いましたが、残念ながらキャラバンカーの扉の高さの方が高くなってしまい、扉の分だけ軒から離れての設営となりました。子どもたちは、ピカピカの絵本を守るようにして校舎内に持ち込んで見学してくれました。
おはなし会では、2年生に『おならおばけ』を読むと、ヤンチャな児童も笑いながらよく聞いてくれました。 ラストに1年生、2年生ともに『もったいないばあさん まほうの くにへ』の紙芝居を読みました。 「マジマジさんのかばんの中から何が出てきますか〜?」との問いかけに、今流行りの「タピオカー!」と答えてくれた児童もいて、おもしろかったよ。 終了後には、どしゃぶりの雨も止んでお空が明るくなりましたとさ(笑)。
閉じる隊長 : 吉田詳子
今日はどしゃぶりの雨。雨にぬれない場所あるかな〜と心配しながら到着。
もっと見る今日はどしゃぶりの雨。雨にぬれない場所あるかな〜と心配しながら到着。
約350人が通う大きなこども園で、園庭も園舎もとても広くて立派でした。広い軒のある玄関前に停車して、廊下やお部屋の中まで靴下のまま行ったり来たりできるようにブルーシートを敷き詰めました。下駄箱の中は、靴屋さんみたいにカラフルなカワイイ長靴でいっぱいで、その様子に、思わず先生と会話がはずみました(笑)。
おはなし会では、96名の4歳児を2回に分けて、けんかしないように同じ本を読みました。 『はやくちことばえほん ももも すももも』ということば遊びの本をみんなと一緒に声を出して読むのがとっても楽しかったよ。 ラストに、次回は晴れるように願いをこめて『ショコラちゃんの おでかけドライブ』の紙芝居を読み、みんなと笑顔でお別れしました。
プップー! また会おうね。
閉じる隊長 : 吉田詳子
午後もぽつぽつ降る雨の中の訪問で、まだお昼寝中の園児もい〜っぱい。
もっと見る午後もぽつぽつ降る雨の中の訪問で、まだお昼寝中の園児もい〜っぱい。
4〜5歳のぞうさん、きりんさん組と3歳のうさぎさん組のおはなし会はそれぞれ少人数なので、キャラバンカー車内で見学を行いました。 ピカピカのたくさんの絵本にみんなうれしそうです。
お部屋でのおはなし会では、4〜5歳児の『たべもの だーれ?』で、 「秋に採れる栗にかくれんぼしているのだーれ?」の問いに「ウニー!」と答えてくれた園児に隊長も思わずニッコリ(*^^*)。 他にも『ハッピー ハロウィン!』でおばけに変身した隊長と遊んだり、 パンダのお面をつけて『パンダ なりきりたいそう』でからだを上手に動かしたり、 『くまさん どこ?』のくまさんを立ち上がって指差しして必死に探してくれたね。
どの絵本にも一生懸命になって参加してくれてありがとー!
閉じる隊長 : 吉田詳子
2号車は、10月24日(木)〜11月8日(金)、滋賀県の21会場を訪問しました。隊長は、初日の10月24日と25日の2日間を担当しました。
もっと見る2号車は、10月24日(木)〜11月8日(金)、滋賀県の21会場を訪問しました。隊長は、初日の10月24日と25日の2日間を担当しました。
台風21号の影響に伴い、すっきりとしない空模様でしたが、キャラバンカー車内の絵本は入れ替えたばかりのピカピカで、隊長のテンションも上がって、ニコニコ顔になりました。滋賀県のみんなに早く見せてあげたい気分で、キャラバンカーは進んで行きました‼
ぽつぽつと雨が降る中、初めての訪問先の山田小学校では、先生方が快く出迎えてくれました。キャラバンカー設営に校舎内の子どもたちも興味津々‼ フレンドリーに声をかけてくれる児童もたくさんいました。
おはなし会は1年生と2年生の参加で、『ふってきました』からスタート! 子どもたちは、「エーッ! ありえな〜い!」の反応の後、おかあさんが空から降ってきた場面から、無事に着地するのを見ると、先生も一緒に全員で拍手。
前日、芋堀り体験したばかりの1年生には『いもいも ほりほり』と大型絵本の『もったいないばあさんの いただきます』。 2年生にはハロウィンも近いので、しかけ絵本の『まじょのキッチン』を読みましたが、大興奮です。 その後に、台風の影響のよる川の氾濫やゴミ問題などの自然災害の事を考えてほしくて『もったいないばあさん かわをゆく』を読みました。
笑いあり、感動ありの雨の日のおはなし会に参加してくれてありがとー!
閉じる隊長 : 牧野博美
午後からは、高原の風が気持ちいい余野小学校です。児童数は1年生から6年生まで合わせて17名。
もっと見る午後からは、高原の風が気持ちいい余野小学校です。児童数は1年生から6年生まで合わせて17名。
元は保育園の園舎だったという可愛い集会場をキャラバンカーの見学スペースに開放してもらいました。キャラバンカーの設営は、先生方が総出でお手伝いくださりとても嬉しかったです。
最初はおはなし会です。3人のボランティアさんが、『きょうりゅうのたまごにいちゃん』『小さいのが大きくて、大きいのが小さかったら』『でんしゃでいこう でんしゃでかえろう』と、それぞれが大好きだという本を読みました。子どもたちはどの本にも眼を輝かせて真剣な表情です。隊長は『ねこです。』と『どしゃぶり』を読みました。どしゃぶりの雨にうたれて遊ぶ男の子の姿に、「気持ちよさそう」「風邪ひいちゃうよ」と正反対の声が漏れていました。見学では、何度も何度もブルーシートとキャラバンカーとを行き来しながら、手にした本を真剣に読んでいました。なかには青い鳥文庫の『若おかみは小学生!』を、30分の見学の時間に読破した女の子がいてビックリでした! 校長先生も得意げに「ウチの学校の児童はみんな本が大好きなんです。PTAが寄付で作ってくれた本棚もあるんですよ」と、学校自慢をなさっていました。
閉じる隊長 : 牧野博美
私自身は4年ぶりの岡山県訪問です。4年前はキャラバンカーに不具合が発生し、代替車での訪問でした。今回、青い2号車と一緒に岡山の子どもたちに会いに行けるのが、とてもとても楽しみです!
もっと見る私自身は4年ぶりの岡山県訪問です。4年前はキャラバンカーに不具合が発生し、代替車での訪問でした。今回、青い2号車と一緒に岡山の子どもたちに会いに行けるのが、とてもとても楽しみです!
細い峠の道をのぼって行くと綺麗な校舎が見えてきました。晴天の空に溶けるような青いキャラバンカーの登場に、子どもたちの視線は釘付けです。 1年生のおはなし会はボランティアさんと隊長のタッグで『ゆらゆらパンダ』『ころころパンダ』からスタート。ボランティアさんが2冊目に読んだのは『シバ犬のチャイ』。3冊目の『ほしじいたけ ほしばあたけ』では、水を浴びて若返ったほしばあたけの怪力に「すげー!」と驚いた声が上がります。4冊目の『めっきらもっきら どおんどん』では、めっきらもっきらの歌を一緒に口ずさんだり、2年生の会でも「135回もとんだ」という場面で「えー!」と驚きの声が上がったりしました。ボランティアさんのよく響く声と巧みな絵本の読み聞かせに、子どもたちはもう夢中で「おもしろい! おもしろい!」を連呼していました。隊長は『ねこです。』と『どしゃぶり』を読みました。どしゃぶりの雨にうたれて遊ぶ男の子に「それじゃ風邪ひいちゃうよ!」、お風呂で傘を開いているラストシーンでは「風邪をひかないなんてずるーい」という声が上がるなど、みんな絵本の世界にどっぷりハマってくれました。
閉じる隊長 : 猪口まり子
前日、3時間近くかけて金沢市内に戻ったキャラバンカーは、小松市と金沢市を回りました。
もっと見る前日、3時間近くかけて金沢市内に戻ったキャラバンカーは、小松市と金沢市を回りました。
午後は金沢市の大浦公民館を初めて訪問しました。小松市からの移動途中や設営中は大雨、大風になってしまいましたが、たくさんの子どもたちが集まってくれました。そして、子どもたちの願い、たくさんのスタッフさんの思いが届いたのか、開催中、雨は遠慮してくれました。ボランティアさんはこの季節にぴったりの大型絵本『おじさんのかさ』、元気な『はーい!』、かわいい『タンタンのハンカチ』を読み、隊長は締めに『もったいないばあさん まほうの くにへ』の紙芝居をしました。「ちちんぷいぷいの ぷい」「ゴゴゴゴゴゴゴ―」と出てきた新幹線にどよめきの声が上がっていました。
地域のみなさまに盛り上げていただいたおはなし隊。みなさんの「またきてねー」の声に送られて、私の石川県訪問は終了しました。そして、出発した後、大雨が降ってきました。
閉じる隊長 : 猪口まり子
午前は珠洲市民図書館を訪問。今年の3月に開館したばかりの素敵な図書館でした。
もっと見る午前は珠洲市民図書館を訪問。今年の3月に開館したばかりの素敵な図書館でした。
残念ながら梅雨の中休みも終わりのようで何やら嫌な雨予報。大きな屋根のある場所をお借りして設営したところ、たくさんの親子の参加がありました。始まってみると、「えっ、雨はどうなったの?」という感じ。晴れ女の隊長だからか、降られずにすみました。午後も雨が降ることなく開催。小学生の子たちが今か今かと待っていてくれた、能登町のまつなみキッズセンターでした。早く絵本を読みたい女の子たちが見学用のブルーシートを敷くのを手伝ってくれました。ドライバーさんからの注意事項を聞いて、早速キャラバンカーに乗り込んでいました。元気な男の子3人組は1冊の絵本を仲良く一緒に見ていました。おはなし会ではちょっと元気が過ぎてしまい、先生に少し怒られた子も。でも、楽しんでくれてありがとう。ボランティアさんは父の日を前にしてお父さんに因んだ絵本『まほうのマフラー』と『じいちゃんバナナばあちゃんバナナ』を読み、隊長は『ももたろう』の紙芝居を聞いてもらいました。
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