5月、ピンク色の1号車は新緑が清々しい新潟県を訪問しました。
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5月、ピンク色の1号車は新緑が清々しい新潟県を訪問しました。
ボランティアの皆さんと一緒に、子どもたちに楽しい絵本との時間をお届けするおはなし隊。夢のある絵本をいっぱいのせたキャラバンカーは、新緑の中をあおい幼稚園に向かいました。到着すると、玄関では黒い柴犬の親子のお出迎え。園庭からは、裸足の園児が元気いっぱいに駆けて来てくれて、「わぁー!」と大歓声 。キャラバンカーのドアが開くのを待ち遠しそうにしていました。昨日の雨も上がり、とても良いお天気。気持ち良い屋外でのキャラバンカー見学になりました。
幼稚園内を案内していただくと、ウサギ、カメ、ザリガニ、小鳥などたくさんの生き物がいて、それぞれの飼い方の本や、人間に当てはめた年齢表もあり、子どもたちは動物に親しんでいる様子。「みんな動物が大好きでしょうね!」と、ボランティアさんも笑顔。
ボランティアさんは、前もって運動会の開催が近いことも調べておいてくださり、おはなし会は、2~3歳児には『ようい どん』から始め、『まーだだよ』『ぱかぽこ はしろ!』を伸びやかな美しい声で読んでくださいました。隊長は、パンダたちが見せるかわいい組み体操の絵本『パンダ ともだちたいそう』を読みました。パンダたちはたくさんの拍手を子どもたちから貰いました。紙芝居は『ショコラちゃんの おでかけドライブ』。この中にも農場の動物たちがたくさん出てきます。4~5歳児は、イヌの顔の表紙から始まる『わらう』と『ぼうしころころ』(福音館書店)。そして、サルがことばあそびとともに減っていく『じゅっぴきで ござる』を読んでくださいました。隊長は、シマウマのおはなし『くさをはむ』で、なかなか会えない動物の本を読んでみました。紙芝居は『ももたろう』。ももたろうにも、イヌとサルとキジが出てきましたね。動物を可愛がる園児の皆さん、楽しかったかな? キャラバンカー見学では先生方の用意してくださった日傘の影などを利用して、1冊の本を何人かで読んだり、先生に読んでもらったり、ひとりで夢中になって読んでくれる子もいました。園には、「広場館」という八角形の建物の図書室もあるため、日ごろから本に親しんでいる子どもたちはキャラバンカーの絵本もたくさん読んでくれました。
帰りには、手作りのメダルを首にかけていただき、ボランティアさんも、ドライバーさんも、とっても嬉しそうでした。隊長もいただいたイヌのコロちゃんのメダルをずっと大切にしますね。皆さんもこれからも元気いっぱい裸足で園庭を駆け回り、たくさん絵本も読んで、生き物も可愛がって、のびのびと大きくなってくださいね。
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