兵庫県書店商業組合様主催による、恒例の「絵本ワールド in ひょうご」。今年はアクリエひめじで開催され、私たち「本とあそぼう 全国訪問おはなし隊」も参加させていただきました。
もっと見る兵庫県書店商業組合様主催による、恒例の「絵本ワールド in ひょうご」。今年はアクリエひめじで開催され、私たち「本とあそぼう 全国訪問おはなし隊」も参加させていただきました。
イベント2日目の9月21日も、10時の開場と同時に絵本が大好きなたくさんの親子連れが来場されました。おはなし会ステージの前には、あっという間に人だかりが。特に幼稚園くらいのお子さんが多かったので、『ひよこ どこどこ』を読むと、みんなが「ひよこ、ここやん!」「ここ、ここ!」と指をさしにステージへ来てくれました。その可愛らしい姿に、会場は温かい笑いに包まれました。
続いて『ぴたっと どうぶつ』を読んでいると、「次はお話を読んでほしい」と小さなお子さんからリクエストが! さすがは絵本好きの親子が集まるイベント、嬉しい驚きでした。そこで大型絵本『ぼくのくれよん』を取り出すと、初めて見る大きな絵本に「おおきい!」「すごーい!」と歓声が上がります。おはなしが始まると、親子でぐっと集中し、絵本の世界に入り込んでくれました。
そして、皆さんお待ちかねのシリーズから大型絵本『もったいないばあさんの いただきます』を読むと、さすがは人気のロングセラー。さらに多くの人が集まってくださり、遠くからでも熱心に耳を傾けてくれている姿に、胸が熱くなりました。
1回目の最後は、ユーモアあふれる『ぎょうざが いなくなり さがしています』。関西の子どもたちらしく、すかさず「なんでやねん!」とツッコミを入れてくれる場面もあり、思わず笑ってしまいました。また、会場にお越しになっていた清元秀康姫路市長も、笑顔でご覧になっていました。
2回目では、『ゆらゆらパンダ』と『ころころパンダ』を2名で読みました。2冊が連動した読み聞かせが珍しかったのか、大人の皆さんからも温かい拍手をいただきました。第45回講談社絵本新人賞に耀いた『どんぐりず』は、「どんぐりころころ」の歌に乗せて読むと、どんぐりたちの予想外の行動に会場から笑いが起こりました。『パンダ なりきりたいそう』では、みんなで座ったままできる体操を楽しみました。
これからも、子どもたちにもっともっと本に触れ、その楽しさを知ってほしいと改めて感じました。帰りに少し姫路城の周りを散策しましたが、とても美しいお城でした。
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