おはなし隊日記

「本とあそぼう 全国訪問おはなし隊」は、2台のキャラバンカーで各都道府県を
巡回しています。
桃色の1号車、緑色の2号車に乗車し、全国を訪問した隊長たちの日記を
ご紹介します。

2026.03.28東京都 東京ドームの春休み2026②

隊長 : 浦野和美

「東京ドームの春休み2026」4日目(3月28日)も笑顔と絵本がいっぱい!

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「東京ドームの春休み2026」4日目(3月28日)も笑顔と絵本がいっぱい!

「本とあそぼう 全国訪問おはなし隊」は、3月20日~22日の3連休に続き、3月28日、29日も東京ドームシティ・ラクーアガーデンでの活動です。
28日は心配されていた雨も朝までにやみ、当日はたくさんのお友だちが遊びに来てくれました。終始あたたかな空気が流れ、子どもたちの笑顔があふれる一日となりました。

キャラバンカーの見学では、お父さんやお母さんに絵本を読んでもらう子、自分でじっくりページをめくる子、さらにはお母さんに読み聞かせをする微笑ましい姿も見られ、それぞれが思い思いに絵本の時間を楽しんでいました。
絵本に合わせて歌うお母さんのリズムに合わせて体を動かすお子さんの姿も印象的でした。

おはなし会では、『ゆらゆらパンダ』『ころころパンダ』を佐藤隊長と一緒に読み進め、背表紙を合わせて楽しむ場面では、子どもたちはもちろん保護者の方々にも笑顔が広がりました。
『ブービーとすべりだい』では、おうちの方の膝の上で“すべりだい”を楽しむ姿が見られ、『トミカとトム トミカでかくれんぼ』では、会場全体でトミカを探して大盛り上がり。一体感のある時間となりました。

夕方には、帰る時間を迎えた親子のやり取りもほほえましく、「あと一冊!」という子どものお願いに対し、「じゃあ、あと二冊!」と答えるお母さん。その予想外の返事に満面の笑みで喜ぶ姿に、私も思わず嬉しくなりました。

一回一回、参加してくれる子どもたちや絵本のプログラムが異なるため、その回ごとにたくさんの思い出が生まれるおはなし隊。
これからもキャラバンカーは、子どもたちとご家族にたくさんの笑顔を届けるため、全国各地へと走り続けてまいります。

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2026.03.20東京都 東京ドームシティの春やすみ2026①

隊長 : 吉田健二

皆さん、こんにちは!本とあそぼう 全国訪問おはなし隊です。

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皆さん、こんにちは!本とあそぼう 全国訪問おはなし隊です。

3月20日~22日の期間、東京ドームシティのラクーアガーデンで開催されているイベント「東京ドームシティの春やすみ2026」に、おはなし隊のキャラバンカー「緑号」がおじゃましました!
実は緑号にとって、これが今年初めての稼働。たくさんの絵本を乗せて、元気いっぱいに出発しました。

会場にはたくさんの子どもたちが遊びに来てくれて、3日間でなんと400人以上の方にご参加いただきました! 青空の下、ブルーシートに座っての開放的なおはなし会は大盛況でした。

今回は特別に『パンダ なりきりたいそう』の可愛いお面をみんなに配って、『パンダ ともだちたいそう』の絵本を読みました。
お面をかぶって絵本を見つめる子どもたちの姿が、とっても可愛らしかったです! さらに、「もったいないばあさん」が会場に遊びに来てくれるということで、その前に『もったいないばあさん』の絵本も読みました。みんな真剣に、そして楽しくおはなしの世界に引き込まれていましたよ。

さて、緑号は今週末も同じ場所で皆さんをお待ちしています!

【次回の「東京ドームシティの春やすみ2026」スケジュール】
日程: 3月28日、29日
場所: 東京ドームシティ ラクーアガーデン
キャラバンカー(絵本自由閲覧): 朝10時~夕方6時まで
おはなし会: ①11:00~ ②13:00~ ③15:00~

ぽかぽか陽気の春休みに、ぜひたくさんの絵本と触れ合いに来てくださいね。
緑号とおはなし隊の隊長たちが、皆さんにお会いできるのを楽しみにしています!

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2026.03.05愛知県 港北幼稚園

隊長 : 吉田詳子&佐藤陽子

WORLD BOOK DAY!パンダが大集合&もったいないばあさんもやってきた!

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WORLD BOOK DAY!パンダが大集合&もったいないばあさんもやってきた!

春の足音が少しずつ近づいてきた3月5日。私たち講談社「本とあそぼう 全国訪問おはなし隊」は、愛知県名古屋市港区にある「港北幼稚園」を訪問しました。
青く澄み渡った空の下、幼稚園の正門では立派な兵隊さんのお人形が両脇に立ち、まるで私たちを歓迎してくれているかのようです。
広々とした園庭に鮮やかなピンク色のキャラバンカーが到着すると、園舎の中から子どもたちのワクワクした熱気が伝わってきました。この日は計2回のおはなし会を行い、たくさんの子どもたちと楽しい時間を過ごしました。

3月5日は、イングランドで「WORLD BOOK DAY」として親しまれている特別な日です。
子どもたちが大好きな物語の主人公になりきって登校するという素敵な習慣にならい、今回はみんなに絵本のキャラクターになりきってもらいました。
選んだ絵本は『パンダ なりきりたいそう』です。一人ひとりに可愛らしいパンダのお面をつけてもらうと、お遊戯室は元気な小さなパンダたちでいっぱいに! 絵本に合わせてみんなで体をいっぱいに動かして体操を楽しみ、会場は弾けるような笑顔と笑い声に包まれました。
続くおはなし会も大盛り上がりです。楽しいキャラクターが登場する『がったい!』では大笑い。
紙芝居『いっきんず』では、「これなんだと思う?」という問いかけに「はい!はい!」と元気よく手を挙げて答えてくれました。
お話をただ「聞く」だけでなく、体全体で参加してくれる姿がとても印象的でした。

そして、おはなし会の最後には最高にスペシャルな出来事が待っていました。
なんと、『もったいないばあさん』がサプライズで遊びに来てくれたのです!
実は、港北幼稚園のある名古屋市港区はSDGsの取り組みに力を入れており、子どもたちにとって「もったいないばあさん」は大の人気者。日頃からお遊戯会で「もったいないばあさん音頭」を踊っているほど大好きなのだそうです。

登場した瞬間、子どもたちの目は真ん丸になり「あー!もったいないばあさんだ!」と大歓声が湧き起こりました。すっかり仲良くなったみんなで、最後はもったいないばあさんを囲んで記念撮影。
「WORLD BOOK DAY」にちなんだなりきり体験、そして大好きな「もったいないばあさん」との触れ合い。物語の世界を全身で楽しみ、大切なメッセージを受け取ってくれた港北幼稚園のみんなから、私たちもたくさんの元気をもらえた素晴らしい一日でした。

これからも全国の子どもたちに本との素敵な出会いを届けるため、おはなし隊のキャラバンカーは今日も元気いっぱい走り続けます!

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2026.02.18愛知県 安城市立今池小学校

隊長 : 清時 緑

点字絵本や海外絵本との出会いも――安城市立今池小学校 キャラバンカー活動報告

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点字絵本や海外絵本との出会いも――安城市立今池小学校 キャラバンカー活動報告

天候にも恵まれ、暖かな陽射しが校庭に降り注ぐ穏やかな青空の下、児童たちは笑顔いっぱいに本を手に取り、読書を楽しんでいました。
今回の訪問は2018年以来となり、児童や先生方も久しぶりのキャラバンカー来校を心待ちにしてくださっていたようです。
校庭には元気な子どもたちの声が響き、先生方の期待感にも包まれた温かい雰囲気の中で活動が始まりました。

かわいいラッピングを施したキャラバンカーが到着すると、児童たちは興味津々で見学を開始。
車内には著名な先生方のサインも飾られており、サインを探したり、「この本知ってる!」と友達同士で話し合ったりと、本を身近に感じている様子でした。
先生方からは「普段は本にあまり興味を示さない子も、今日は楽しそうに選んでいました」といった嬉しい声も聞かれ、子どもたちの新たな一面を感じることができたようです。

また、今回の愛知訪問から搭載された「点字絵本」や「海外絵本」を車内棚の上段に面陳しました。点字絵本は普段目にする機会が少ないため、児童や先生方も興味津々のご様子。
どうやって内容を読むのか、目の見えない方々のための工夫について感心し、指で点字をなぞってみたり、文字のないページに驚いたりと、さまざまな発見があったようです。

先生が点字の仕組みについて簡単に説明してくださる場面もあり、子どもたちは多様な読み方や本の世界の広がりについて学ぶ良い機会となりました。
普段手に取ることのない本との出会いが、児童たちの知的好奇心を刺激している様子が印象的でした。

海外絵本については、初めて見る言語や文化に触れることで、児童たちの好奇心をさらに刺激していました。
タイ語や台湾語など、普段なじみのない言葉が並ぶページをめくりながら「これ何語?」「意味は?」と質問が飛び交い、言語や文化の違いについて考えるきっかけにもなったようです。
児童たちは自分たちでルビを追いながら読むことに挑戦しようとする姿勢を見せてくれ、言語だけでなく、文化や風習の違いにも興味を持ち始めた様子が見られました。

今回は低学年向けの開催でしたが、高学年の児童たちも見学したかったようで、少し残念がっている様子も見受けられました。
卒業式を間近に控え、休み時間にはリコーダーや合唱の声が校舎に響き、出会いと別れの季節を感じさせる一日でもありました。

同時開催のおはなし会場では、午前に一年生を対象に『ちゅうちゅうたこかいな』『どすこい すしずもう』 など、食べ物絵本を中心に読みました。
児童たちは何が飛び出すか考えながら元気に参加してくれ、「がったい!」の場面ではみんなで声を合わせて唱和し、教室に笑いと臨場感が溢れました。

午後は二年生に『はやくちことばえほん ももも すももも』『うどん対ラーメン』、関西弁たっぷりの『おんぶねこ』などを読みました。
どの本にも児童たちが目を輝かせて聴き入っていたのが印象的でした。

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2026.01.22神奈川県 村立清川幼稚園

隊長 : 牧野博美

清川村のイチョウに見守られて

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清川村のイチョウに見守られて

今朝の神奈川県唯一の村・清川村は、身の引き締まるような寒さでした。園庭の地面にはうっすらと白い霜が降り、朝日を浴びてキラキラと輝いています。そんな冬の清川幼稚園でひときわ存在感を放っていたのが、園長先生の記念植樹であるという樹齢40年のイチョウの木。大きく枝を広げたその姿は、まるで今日の訪問を歓迎してくれているようでした。

午前:パンダで歓声、おばあさんとダンス!

読み聞かせのトップバッターは、2人の隊長が一緒に読む『ゆらゆらパンダ』『ころころパンダ』です。息の合った掛け合いにみんな釘付け。そして、最後に裏表紙の絵がつながる仕掛けをお見せすると、子どもたちだけでなく、見ていた先生方からも「オーッ!」と驚きの歓声が上がりました。
会場が温まったところで、スペシャルゲストの「もったいないばあさん」が登場!これには子どもたちも大興奮です。最後はみんなで輪になり、おばあさんと一緒に「もったいないばあさん音頭」を踊りました。寒さを吹き飛ばすほどの熱気がホールいっぱいに広がりました。

午後:声を合わせて「がったい!」

お昼休みのキャラバンカー開放を経て、午後は清川小学校の1・2・3年生が来てくれました。
この回では、大型絵本『がったい!』を読みました。すると、物語の展開に合わせて、子どもたちから「がったい!」「ダメー!」と元気な声が自然と飛び出し、会場が一体となって大盛り上がり!小学生になっても、こうして心を一つにして物語を楽しんでくれる姿は、見ていてとても嬉しいものでした。
読み聞かせの後は、午前中に引き続き「もったいないばあさん」が登場し、学年ごとに記念撮影を行いました。先生が「最高のいい笑顔で!」と声をかけてくれましたが、そんな掛け声なんて必要ないほど、どの子の顔も自然と輝くような最高の笑顔をしていました。
帰る頃には園庭の霜も溶け、ピンクのキャラバンカーの周りには、今日一日駆け回った子どもたちの足跡がたくさん刻まれていました。清川村の豊かな自然と、温かい笑顔に包まれた素敵な一日となりました。
清川幼稚園のみんな、清川小学校のみんなありがとう!

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2025.12.20埼玉県 戸田公園

隊長 : 吉田健二

心も体もポカポカに!戸田公園「MERRY KIDS STATION」でメリークリスマス!

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心も体もポカポカに!戸田公園「MERRY KIDS STATION」でメリークリスマス!

街中がキラキラと輝きだし、クリスマスソングが聞こえてくる季節になりました。
本日は、ボートコースの水面が冬の光を受けてきらめく埼玉県戸田市の戸田公園へ行ってきました!
ここで行われたイベントは、その名も「MERRY KIDS STATION」。名前を聞くだけでワクワクしてくるような、子どもたちのための素敵なクリスマスイベントです。
会場に到着すると、そこはもう笑顔あふれる「お祭り」の雰囲気。今回のイベントは、本当にたくさんの皆様の力が集まって開催されました。
会場を提供してくださった「埼玉県公園緑地協会」の皆様、そして美味しそうな香りで会場を包んでくれたのは「戸田ロータリークラブ」の皆様です。子ども食堂として振る舞われたのは、熱々の焼きそばにホクホクの焼き芋、マドレーヌにお菓子、そして飲み物など盛りだくさん!寒空の下、湯気の立つ温かい食べ物を頬張る子どもたちの顔は、見ていてとても幸せな気持ちになります。

さらに会場内では、「戸田中央総合病院グループ」の皆様によるピンクリボン啓発活動が行われ、健康や命の大切さを優しく伝えていました。また、「日本ローイング協会」の皆様によるコーナーでは、ローイングエルゴメーターを使ったボート漕ぎ体験も! さすが「ボートの街・戸田」ならではの体験ですね。子どもたちが一生懸命にハンドルを引く姿に、周りの大人たちからも「がんばれ!」と声援が飛んでいました。

そして、私たち講談社の「全国訪問おはなし隊」も、緑号と共に元気いっぱい参加しました!
今回は浦野和美隊長と猪口まり子隊長のコンビで、合計3回のおはなし会を開催しました。
会場には、よちよち歩きの1歳くらいの小さなお子さんから、小学生、そして大人の方まで、本当に幅広い年代の方が集まってくださいました。

今回読んだ絵本は、『ひよこ どこどこ』『バナーナ!』『トミカとトム トミカでかくれんぼ』 など。
『ひよこ どこどこ』では、「ここかな?」と一緒に指をさして探したり、『バナーナ!』では元気な声が上がったり。紙芝居の『いっきんず』もみんな夢中で見てくれました。おはなしの世界には年齢は関係ありません。大人も子どもも一緒になって、笑ったり驚いたり、物語を楽しんでくれる姿を見て、私たちも胸がいっぱいになりました。

そして、おはなし会の最後には……なんとスペシャルゲストが登場!
絵本から飛び出して「もったいないばあさん」がやってきてくれたのです!
これには会場の子どもたちも大興奮。「もったいないばあさんだー!」と歓声が上がり、あちこちで笑顔が弾けました。大人の方々も「懐かしい!」「本物だ!」と嬉しそう。
絵本『もったいないばあさん』の読み聞かせのあとの登場だったので、その感動もひとしおだったようです。

会場の外も中も大賑わいでしたが、特に印象的だったのが、地元の戸田中学校ボート部のみなさんです。お揃いのジャージ姿が凛々しい彼らも、イベントに遊びに来てくれました。
最後には、もったいないばあさんを囲んで記念撮影!

普段は厳しい練習に励んでいるであろうボート部のみなさんが、もったいないばあさんの横で少し照れながらも素敵な笑顔を見せてくれました。地域の中学生とおはなし隊、そしてキャラクターがこうして交流できるのも、地域密着型のイベントならではの素晴らしい瞬間です。
会場の一角には、精巧な鉄道模型(Nゲージ)が走るジオラマや、たくさんのミニカーが飾られた展示もあり、乗り物好きの子どもたちが目を輝かせて見入っていました。本を読んで、美味しいものを食べて、体を動かして、おもちゃを見て……まさに「MERRY KIDS STATION」の名前の通り、子どもたちにとって夢のような駅(ステーション)になったのではないでしょうか。

たくさんの団体が、「子どもたちの笑顔のために」という一つの思いで繋がった、温かくて素敵な一日。この日の思い出が、子どもたちの心の中に、クリスマスの温かい灯火として残りますように。
またみんなに会える日を楽しみにしています!

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2025.12.06埼玉県 加須未来館

隊長 : 宇田詔子

ポカポカ陽気の加須で絵本と宇宙の旅

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ポカポカ陽気の加須で絵本と宇宙の旅

師走に入り、例年であれば上州の山々から吹き下ろす冷たい強風「赤城おろし」が吹き荒れる季節です。しかし、今日訪れた加須市は、江原千裕館長も「12月でこんな日は珍しい」と驚くほどのポカポカ陽気に恵まれました。風も穏やかで、まるで春が来たかのような小春日和の中、キャラバンカーは利根川の土手沿いにある「加須未来館」に到着しました。

澄み渡った青空の向こうには、赤城山、日光白根山、そして男体山までがくっきりと見渡せます。キャラバンカー見学は、心地よいお日様の下で行われました。
風もなく、太陽の光が心地よく!本当に最高の絵本日和でした。
参加された親子、初めてのおはなし会デビューのお子様など、ほんわかとした雰囲気の中での見学となりました。
会場のすぐ目の前には、利根川・江戸川サイクリングロードが走っていて、サイクリングを楽しむ多くの家族連れが行き交っていました。キャラバンカーを見つけて、自転車の上から笑顔で手を振ってくれる子どもたちやお父さん、お母さんの姿も。そのたびに私たちも大きく手を振り返しました。

さて、いよいよおはなし会の始まりです。
まず一冊目は、『ひよこ どこどこ』
かわいいひよこが、上手にかくれんぼをしている絵本です。子どもたちが口々に「あそこ!」「ここにいるよ!」と、どこに隠れているかを一生懸命伝えてくれます。

次に読んだ『ちゅうちゅうたこかいな』は、変幻自在にひょっこりと現れる「たこ」が主人公。……と思いきや、「たこ」に見えるけれど「たこ」ではない? 次々と現れる「たこ以外」の登場人物の出現に、子どもたちも驚きが隠せない様子で、ページをめくるたびに歓声が上がりました。

そして次は、お腹が空いてくる『おすしのえほん へい おまち!』
様々な種類のおいしそうなお寿司がつぎつぎと登場し、思わずお寿司が食べたくなる一冊です。子どもたちにお寿司のオーダーをお願いすると、「この魚好き!」「あれは嫌い!」「もっと食べたい!」など、元気なオーダーが飛び交う時間があり、読み手である私もすっかりお寿司屋さんの気分を味わいました。

次はお待ちかね、『こけしぞろぞろ』です。 実はここ加須市は、この絵本の作者、まつなが もえさんの出身地。この日はなんと、まつながさんのご両親がおはなし会に足を運んでくださいました。
かわいいこけしたちのお出かけする姿、くつろぐ姿など、予想もしていなかった展開に会場からは「くすっ」と笑い声が漏れます。こけしが主人公の絵本が登場するなんて、全国のこけしファンの方は必見です。
故郷の子どもたちがこの絵本を楽しむ姿を、ご両親に見守っていただけたこと。絵本がつなぐご縁の深さを改めて噛みしめました。

続いての『トイレロケット』は、この場所ならではの一冊。
実は加須未来館には、ロシアのビクトル・アファナシェフ宇宙飛行士が1999年に実際に着用した「本物の宇宙服」が展示されているのです! その迫力ある展示を見て、この絵本を読むしかないと直感しました。
うんちをロケットに見立てて発射する!というユニークなおはなしですが、トイレをする男の子と宇宙飛行士になりきった男の子が対に描かれていて、どちらの絵を見ていても共感が生まれます。読み終わるとなぜかお腹も心もすっきりとした気持ちになる一冊です。

そして、終盤。大型絵本の『がったい!』を隊員さんと読みました。
大きな絵本を子どもたちの前に出した瞬間、びっくり仰天した笑顔が輝いてました。どんどんがったいする動物や、テンポの良い言葉遊びが楽しい一冊で、最後はみんなで大盛り上がりとなりました。

夕暮れに染まる利根川の絶景と皆様の温かさに包まれた、忘れられない一日となりました。江原館長、まつながもえさんのご両親、そして手を振ってくれた皆様、本当にありがとうございました。

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2025.11.16埼玉県 休臺寺(きゅうたいじ)

隊長 : 吉田 健二

秋深まる坂戸・休臺寺(きゅうたいじ)出動レポート

講談社の「本とあそぼう 全国訪問おはなし隊」です。
11月16日、私たちは「キャラバンカー緑号」と共に、埼玉県坂戸市にある休臺寺を訪れました。

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秋深まる坂戸・休臺寺(きゅうたいじ)出動レポート

講談社の「本とあそぼう 全国訪問おはなし隊」です。
11月16日、私たちは「キャラバンカー緑号」と共に、埼玉県坂戸市にある休臺寺を訪れました。

●歴史あるお寺の、美しい秋景色
会場となった休臺寺は、戦国時代に開かれた歴史あるお寺です。坂戸市内では唯一の日蓮宗寺院だとうかがいました。
当日は、幹の直径が1mはあろうかという境内の大きな銀杏が鮮やかに黄色く色づき、ヒヨドリのさえずりが響きわたる、見事な秋晴れでした。
お寺の入口には「お寺に 本のくるま がやってくる!」と書かれた、温かい手書きの看板が私たちを迎えてくれました。

●住職様の「絵本愛」から生まれたイベント
今回の訪問は、休臺寺の室岡良聡(むろおか りょうそう)住職が企画してくださいました。
開催の理由をうかがうと、こんな素敵な答えが返ってきました。
「2さいの娘が絵本好きで、寝るときにはいつも『パンダたいそう』をねだってきます。私たちの子どもだけでなく、地域の子どもたちにも絵本好きになってほしいと思い企画しました」
ご自身の体験からくる「絵本愛」と、地域の子どもたちへの温かい想いが詰まったイベントです。

●本堂での「おはなし会」と、賑やかな境内
その想いに応えるように、午後になると坂戸市内はもちろん、遠く川越市からお越しの方もいて、境内はたくさんの親子連れで賑わいました。
境内には輪投げやヨーヨーすくい、チュロスやガブリチキンといったキッチンカーも並び、まるでお祭りのような雰囲気です。
そして午後3時。私たちは会場であるご本堂 に上がらせていただき、「おはなし会」が始まりました。
1回目は『どんぐりず』『おふろさん』『ひげおじさん』、そして紙芝居『いっきんず』などを読みました。
特に『がったい!』では、パンをがったいさせてキングパンを作ろうとして、チンパンジーなどが混じり失敗すると、子どもたちから声を併せて一斉に「ダメー!」と元気な声が上がり、本堂が大きな笑いと一体感に包まれました。
続く2回目は、住職の娘さんも大好きだという『パンダ おかおたいそう』、そして『ブービーとすべりだい』、紙芝居『もったいないばあさん まほうの くにへ』などを読み、終始和やかな時間を過ごしました。

おはなし会の後も、キャラバンカー緑号の周りに敷かれた青いシートの上で、親子が思い思いに絵本を広げる姿が印象的でした。
歴史あるお寺の穏やかな空気と、子どもたちの明るい声が溶け合った、忘れられない一日となりました。
休臺寺のみなさま、そしてお集まりいただいたみなさま、本当にありがとうございました。

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2025.11.02埼玉県 みさと絵本サーキット2025【後編】

隊長 : 浅岡 祐子

【後編】子ども司書が大活躍編

全国訪問おはなし隊の隊長です。
「みさと絵本サーキット2025」日記、後編をお届けします。

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【後編】子ども司書が大活躍編

全国訪問おはなし隊の隊長です。
「みさと絵本サーキット2025」日記、後編をお届けします。

「絵本の卵」のお披露目や紙芝居で、会場が一体となったおはなし会。そういえば、前編でご紹介した「絵本の卵」『まねてみよう』のお披露目の際も、私たちを助けてくれた方たちがいました。
実は今回は、三郷市の「子ども司書」の皆様が協力してくれたんです!
『まねてみよう』の読み聞かせが始まると、黄緑色のエプロンを付けた子ども司書のお二人がさっと前に出て、私たちと一緒に「まねる」見本を見せてくれました。その様子を見て、子どもたちも「こうやるんだ!」とすぐにわかってくれたようでした。
お二人の素晴らしいリードのおかげで、子どもたちも、お父さんお母さんも夢中になって顔真似をしてくれ、会場の一体感は最高潮になりました。

ところで皆様、この頼もしい「子ども司書」をご存じでしょうか。これは、三郷の次世代の読書活動を推進するリーダーを育成するための取り組みだそうです。小学6年生を対象に育成講座が開催され、中学以上になると、このように図書館イベントやおはなし会を手伝ってくれるとのこと。
おはなし会が終わった後も、お土産のシールを配ってくれたり、小さな子に優しく手をふったり。皆様の温かい笑顔が、会場の雰囲気をさらに和ませてくれました。
中でも、緑号(キャラバンカー)の前で読み聞かせをしてくれたのは、高校1年生の田口縁(たぐち ゆかり)さんです。
普段は学童クラブで大型絵本を使って読み聞かせをしているそうですが、その際は子どもたちが遠くに座っているとのこと。
しかし今回は、緑号の前で読み聞かせを始めると、子どもたちが絵本のすぐ前まで集まり、真剣な表情で聞き入ってくれたそうです。
「子どもたちが楽しんでくれる反応を、こんなに間近に感じることができて、とても良い体験になりました」
と、嬉しそうに話してくれました。
一生懸命に絵本を読むその姿は、非常に頼もしく感じられました。

秋の風が、ご参加くださった皆様それぞれの心に“読書のたね”を運んでくれたような、充実した一日となりました。
ご来場いただいた皆様、そして大活躍してくれた子ども司書の皆様、本当にありがとうございました。
また来年お会いできることを、おはなし隊一同、心より楽しみにしています。

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2025.11.01埼玉県 みさと絵本サーキット2025【前編】

隊長 : 浅岡 祐子

【前編】熱気に包まれたおはなし会と「絵本の卵」

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【前編】熱気に包まれたおはなし会と「絵本の卵」

全国訪問おはなし隊の隊長です。
2013年に「日本一の読書のまち宣言」を議決した三郷市が主催する「みさと絵本サーキット2025」。多くの絵本作家や出版社も参加する、読書のまちの一大イベントです。
今年は11月1日、2日の2日間にわたって開催され、私たちおはなし隊も参加させていただきました。

朝まで降っていた雨もすっかり上がり、気持ちよい秋晴の日となったイベント初日の11月1日。
芝生広場では、キャラバンカーの緑号と『もったいないばあさん』の大きなパネルが、皆様をお出迎えしました。

おはなし会を行った、におどりプラザの会場には、赤ちゃんから大人まで本当に多くの方が集まってくださいました。
敷かれた青いシートの上は、私たちの読み聞かせを真剣な目で見つめる子どもたちと、それをお父さんお母さんたちが温かく見守る、素晴らしい熱気でいっぱいです。
その熱気に、私たちも期待を込めておはなし会をスタートさせました。

『りんごが コロコロコロリンコ』では「コロコロ!」と声が響き、『おとなりさん』では「わかった!」と次のページを予想してくれました。
『どんぐりず』では、読み手の「ずこーっ!」の声に合わせて、多くの子どもたちが体を傾けて真似をしてくれ、会場が温かい笑い声に包まれました。
続く渡邉達夫隊長の『ゴリラさんは』では、「さる!」「ワオキツネザル!」と、子どもたちが絵本の中の動物たちに元気に反応してくれ、会場がさらに一体となっていきます。 『かけっこ かけっこ』ではライオンの登場に会場がしんと静まりかえり、『いもむしずんずん』では不思議な展開に「わぁ〜!」と驚きの声が上がる。皆様がおはなしの世界に深く入り込んでいく様子が伝わってきました。

そしてこの日、私たちは特別な一冊『まねてみよう』を持参していました。まだ絵本になる前の、いわば「絵本の卵」です。
会場の皆様と一緒に“まねてみよう“ということで、緊張の初お披露目となりました。
実はこのお披露目、作者の青物横丁さんと担当編集さんも会場に同席されており、子どもたちの反応を緊張した面持ちで見守っていらっしゃいました。

表紙を見た瞬間、会場からは「えー!?」と驚きの声。
顔の絵が出てくるたびに、子どもたちは舌を出して「べー」としたり、頬を膨らませて「プー」としたり、手でぶたさんのお鼻を作ったり。
はじめは恥ずかしそうにしていた子も、ページが進むうちに夢中になってくれました。
お父さんお母さんもお子さんと一緒に顔真似をして、お互いの顔を見合わせて屈託なく笑い合う様子は、まるで会場全体が大きな『まねてみよう』の絵本になったかのようでした。
作者の青物横丁さんたちにも、子どもたちが夢中になって楽しむ様子を直接ご覧いただくことができ、私たちも大変嬉しく思いました。
青物横丁さんには、イベント終了後に、キャラバンカーにサインを入れていただきました。どこにあるかキャラバンカーの緑号を見かけたら探してみてくださいね。

さて、この日のおはなし会には、とても頼もしい助っ人が参加してくれていたのです。
その様子は、後編でお届けします。

(後編へつづく)

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2025.10.19埼玉県 トーハン桶川感謝祭

隊長 : 浦野 和美

出版物の流通拠点として国内最大級の規模を誇る〈トーハン桶川SCMセンター〉。
ここは書籍を中心とした物流拠点で、広大な敷地と最新鋭の設備を備えています。
出版社から全国の書店へ本を届ける送品機能だけでなく、書店から戻ってくる膨大な書籍を受け入れる「返品処理」機能も担う、まさに出版流通の中枢です。
講談社も約半分の書籍の流通をトーハンにお願いしています。

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出版物の流通拠点として国内最大級の規模を誇る〈トーハン桶川SCMセンター〉。
ここは書籍を中心とした物流拠点で、広大な敷地と最新鋭の設備を備えています。
出版社から全国の書店へ本を届ける送品機能だけでなく、書店から戻ってくる膨大な書籍を受け入れる「返品処理」機能も担う、まさに出版流通の中枢です。
講談社も約半分の書籍の流通をトーハンにお願いしています。

その出版流通を支えてくださっているのが、地域で働くたくさんの皆さまです。
また、入出庫のトラックが多く行き交うため、地域の皆さまにはご不便をおかけすることもあります。
そんな皆さまへの感謝を込めて開催されたのが《トーハン桶川感謝祭》。
「おはなし隊」は講談社の代表として桶川の皆さまに感謝の意を示そうと、このたび参加させていただきました!

当日は、雨が降ったりやんだりのあいにくの天気でしたが、朝から多くの方々が来場。
最終的には約1300名の方が参加されたそうです。
地元中学生による吹奏楽の演奏や、ダンス、マジックショーなど、会場は笑顔でいっぱいでした。
キャラバンカーはエントランスホール前に設営され、たくさんの絵本とともに皆さまをお出迎え。
子どもたちはもちろん、大人の方々も目を輝かせながら絵本を手に取ってくださいました。
中には、 「子どもが小さいころは、お小遣いの代わりに毎月2冊ずつ本を買ってあげたの。
どんな本を選んでも必ず買ってあげたのが懐かしいわ〜」 と話される方もいらっしゃいました。
絵本は、知っている本も新しい本も、その人の思い出に花を添える一冊になるのだと、改めて感じました。

おはなし会は3回開催。 今回は特別に隊長2人でのスペシャルバージョン!
『ゆらゆらパンダ』『ころころパンダ』では、背表紙を合わせるとひとつの絵になる演出に、会場から歓声が上がりました。
また『ねこです。』の読み聞かせでは、小さな女の子が「にゃあ にゃ」とかわいく声をあげ、会場全体がほんわかとした温かい空気に包まれました。
そして『もったいないばあさん』は大型絵本で読みました。
知っているお話でも、子どもたちは真剣なまなざしで聞き入り、何度読んでも新しい発見がある――絵本の力を改めて感じる時間でした。

おはなし会終了後には、毎年大人気のセンター見学にも参加させていただきました。
お休みの日で工場は稼働していませんでしたが、自動化による効率的な作業工程を見学し、出版流通を支えるスケールの大きさを肌で感じることができました。
おはなし隊も、たくさんの方々の支えがあってこそ活動できています。
これからも子どもたちに、絵本の楽しさを届けるパイオニアとして、元気いっぱいに活動していきたいと思った一日でした。

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2025.09.21兵庫県 絵本ワールド in ひょうご2025 

隊長 : 清時 緑

兵庫県書店商業組合様主催による、恒例の「絵本ワールド in ひょうご」。今年はアクリエひめじで開催され、私たち「本とあそぼう 全国訪問おはなし隊」も参加させていただきました。

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兵庫県書店商業組合様主催による、恒例の「絵本ワールド in ひょうご」。今年はアクリエひめじで開催され、私たち「本とあそぼう 全国訪問おはなし隊」も参加させていただきました。

イベント2日目の9月21日も、10時の開場と同時に絵本が大好きなたくさんの親子連れが来場されました。おはなし会ステージの前には、あっという間に人だかりが。特に幼稚園くらいのお子さんが多かったので、『ひよこ どこどこ』を読むと、みんなが「ひよこ、ここやん!」「ここ、ここ!」と指をさしにステージへ来てくれました。その可愛らしい姿に、会場は温かい笑いに包まれました。

続いて『ぴたっと どうぶつ』を読んでいると、「次はお話を読んでほしい」と小さなお子さんからリクエストが! さすがは絵本好きの親子が集まるイベント、嬉しい驚きでした。そこで大型絵本『ぼくのくれよん』を取り出すと、初めて見る大きな絵本に「おおきい!」「すごーい!」と歓声が上がります。おはなしが始まると、親子でぐっと集中し、絵本の世界に入り込んでくれました。

そして、皆さんお待ちかねのシリーズから大型絵本『もったいないばあさんの いただきます』を読むと、さすがは人気のロングセラー。さらに多くの人が集まってくださり、遠くからでも熱心に耳を傾けてくれている姿に、胸が熱くなりました。

1回目の最後は、ユーモアあふれる『ぎょうざが いなくなり さがしています』。関西の子どもたちらしく、すかさず「なんでやねん!」とツッコミを入れてくれる場面もあり、思わず笑ってしまいました。また、会場にお越しになっていた清元秀康姫路市長も、笑顔でご覧になっていました。

2回目では、『ゆらゆらパンダ』『ころころパンダ』を2名で読みました。2冊が連動した読み聞かせが珍しかったのか、大人の皆さんからも温かい拍手をいただきました。第45回講談社絵本新人賞に耀いた『どんぐりず』は、「どんぐりころころ」の歌に乗せて読むと、どんぐりたちの予想外の行動に会場から笑いが起こりました。『パンダ なりきりたいそう』では、みんなで座ったままできる体操を楽しみました。

これからも、子どもたちにもっともっと本に触れ、その楽しさを知ってほしいと改めて感じました。帰りに少し姫路城の周りを散策しましたが、とても美しいお城でした。

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2025.07.05岡山県 岡山放送

隊長 : 吉田 健二

全国訪問おはなし隊と岡山放送がコラボ! アナウンサーによる絵本の読み聞かせイベント開催

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全国訪問おはなし隊と岡山放送がコラボ! アナウンサーによる絵本の読み聞かせイベント開催

2025年7月5日、全国訪問おはなし隊のキャラバンカー緑号が、フジテレビ系列の岡山放送(OHK)と協力し、同局が入る商業施設「杜の街グレース」にて特別な読み聞かせイベントを開催しました。このイベントは、7月14日まで行われたおはなし隊の岡山県キャラバンの一環として実施したものです。
イベントには、OHKの佐藤理子アナウンサー、森夏美アナウンサー、中塚美緒アナウンサーの3名が参加。2回にわたって開催された読み聞かせ会は、合計で約50名の子どもたちと35名ほどの保護者が集まり、大盛況となりました。

■ココがポイント! アナウンサーへの読み聞かせ指導
読み聞かせに先立ち、おはなし隊の佐々木貴美子隊長が、アナウンサーたちに読み聞かせのノウハウを伝授しました。
・絵本の開き方: 絵本の真ん中がよく見えるように、しっかりと開き癖をつける。
・持ち方: 横書きの絵本は右手で下を持ち、左手でページをめくることで、手が絵を隠さないようにする(縦書きの場合は逆)。
・絵本は表紙から裏表紙までが作品: 物語の始まりと終わりを告げる「見返し」や裏表紙も、作品の一部としてしっかり子どもたちに見せる。
プロのアナウンサーたちも「なるほど」と深く頷き、熱心に耳を傾けていました。

■会場が一体となった読み聞かせ
いざ本番が始まると、アナウンサーたちのプロフェッショナルな技術が会場を魅了しました。

・佐藤理子アナウンサーは『おすしのえほん へい おまち!』を担当。張りのある「へい、おまち!」の掛け声に、子どもたちは大喜び。最後には会場全体で「へい、おまち!」と声を合わせ、一体感が生まれました。

・森夏美アナウンサーは『ぎょうざが いなくなり さがしています』を披露。声の抑揚やスピードだけで町内放送のアナウンスや登場人物の危機感や状況を巧みに表現し、物語が佳境に入ると、絶妙な「タメ」で子どもたちの心を惹きつけました。
イベントの途中では、佐藤アナが再び登場し『パンダ なりきりたいそう』に挑戦。他のアナウンサーもパンダのお面をつけて一緒に体操し、会場を盛り上げました。

・中塚美緒アナウンサーが大型絵本『もったいないばあさん』が読んでトリを務めました。終盤にもかかわらず、子どもたちの集中力は途切れることなく、作中の「短くなった色鉛筆を7本まとめたら何色になる?」という問いかけには、「にじ!」「にじいろえんぴつ!」と元気な答えが次々と飛び出しました。

イベント終了後、アナウンサーからは「子どもの反応を直接感じながら読むことができ、非常に良い経験になりました」との感想が寄せられました。
岡山放送の放送エリアが岡山県と香川県をカバーしていることから、おはなし隊が次に香川県を訪れる際の再会を約束し、イベントは温かい雰囲気の中で幕を閉じました。

【集合写真】 (写真左から)森夏美アナウンサー、佐々木貴美子隊長、中塚美緒アナウンサー、佐藤理子アナウンサー

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2025.06.24千葉県 流山市立市野谷小学校

隊長 : 猪口 まり子

●梅雨の晴れ間に絵本で交流、市野谷小学校に「おはなし隊」が訪問
2025年6月24日、梅雨の合間の晴れ空の下、千葉県流山市に2年前に開校したばかりの市立市野谷小学校を、講談社の「おはなし隊」が訪れました。一行は、最新の設備とユニークな教育方針で知られる同校の1年生約4クラスの児童たちと、絵本を通じて心温まる交流の時間を持ちました。

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●梅雨の晴れ間に絵本で交流、市野谷小学校に「おはなし隊」が訪問
2025年6月24日、梅雨の合間の晴れ空の下、千葉県流山市に2年前に開校したばかりの市立市野谷小学校を、講談社の「おはなし隊」が訪れました。一行は、最新の設備とユニークな教育方針で知られる同校の1年生約4クラスの児童たちと、絵本を通じて心温まる交流の時間を持ちました。

市野谷小学校は、様々な企業や団体と連携し、専門的な知識を子どもたちの学びに活かす「官民連携教育」を推進しており、今回の「おはなし隊」の訪問もその一環として実現しました。

当日は、校舎前の広々とした「市野谷広場」に名物のキャラバンカーを設置。屋外にシートを広げ、子どもたちが自由に絵本を読める開放的な空間が用意されました。すぐ隣の多目的ホールは、万が一の雨宿りや休憩場所としても活用できる万全の態勢でした。

●未発売の絵本に歓声!心尽くしの「おはなし会」
おはなし会は、校内3階の図書室隣にある、本を読みながらゆっくり過ごすための部屋で行われました。常設の読み聞かせルームも備わるなど、同校の充実した読書環境がうかがえます。
この日、1年生のために選んだ絵本は、『ゴリラさんは』『アントンせんせい おでかけです』『いもむしずんずん』『バナーナ!』、そして特別な一冊『ぎょうざが となりに ひっこしてきました』の5冊。

特に『ぎょうざが となりに ひっこしてきました』は、この時点ではまだ発売前の絵本。編集者がこの日のために特別に用意したもので、市野谷小学校の子どもたちが全国で初めてのお披露目に立ち会うことになりました。先生方が事前に前作『ぎょうざがいなくなりさがしています』を読み聞かせていたこともあり、子どもたちは親しみをもって物語に聞き入りました。読み進めるうちに「ぎょうざさんかわいい!」といった声が上がり、大きな盛り上がりを見せました。

続いて披露された紙芝居は『もったいないばあさん まほうの くにへ』。ものを大切にする「もったいないばあさん」が、捨てられたものを魔法で新しいものに変えるマジマジさんと出会う物語です。クライマックスの空き缶が新幹線に変身する場面では、日頃から本に親しんでいる子どもたちから「知ってる!」との声も上がりましたが、最後のおまじない「ちちんぷいぷいのぷい!」は全員で声を合わせて唱和し、一体感に包まれました。

●学年を超えた絵本の輪 昼休みには、他の学年の児童も楽しめるよう、掃除の時間をなくしてキャラバンカーを一般開放。キャラバンカーに入りきれないほど大勢の児童が訪れ、寝転んだり、車座になったりと思い思いのスタイルで絵本の世界に浸っていました。学年を超えて楽しむ子どもたちの姿に、先生方も喜びの表情を見せていました。

本当に素敵な小学校で、今度は他の学年の子どもたちにもおはなしを聞いていただける機会があればと思いながら、盛況のうちに一日を終えました。天気にも恵まれ、心に残る再会の約束を胸に、おはなし隊は市野谷小学校を後にしました。

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2025.06.12岡山県 倉敷市立薗小学校

隊長 : 吉田 詳子

2018年7月「晴れの国」岡山県を襲った西日本豪雨。
大量の大雨や家屋の風水害からの避難所となっていたのが、倉敷市立薗小学校でした。
その倉敷市立薗小学校へ7年振りに訪問させていただききました。

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2018年7月「晴れの国」岡山県を襲った西日本豪雨。
大量の大雨や家屋の風水害からの避難所となっていたのが、倉敷市立薗小学校でした。
その倉敷市立薗小学校へ7年振りに訪問させていただききました。

蒸し暑い6月の梅雨の時期で、厚い雲が漂う天気に雨になるのを気にしていましたが、ポツポツと降る程度でほとんど雨に降られずに、全校生徒と1日キャラバンカー見学とおはなし会を楽しんでもらうことができました。

絵本の読み聞かせをする「おはなし会」は合わせて4回を開催しました。
午前は、1~2年生と3~4年生の2回公演。午後からは、5年生と6年生の2回公演です。

お昼休みにキャラバンカーを開放すると、お隣の薗幼稚園の園児さんたち4人も遊びに来てくれました。

おはなし会で読み聞かせる絵本は、6月のお天気や行事を考慮した絵本にしてみました。
『ふってきました』『おんぶねこ』。はやくちことばの絵本『はやくちことばえほん ももも すももも』『はっきょい どーん』などを読み聞かせしました。

今回、久しぶりの5~6年生のおはなし会に、どんな絵本を読めばいいのか悩みましたが、終止、笑いと感動でみんなの笑顔が見られて嬉しかったです。あっという間の時間でした。

ラストは、やっぱり、紙芝居『よみきかせ日本昔話 ももたろう』で締めくくりました。
みんなのキラキラした笑顔を見ながら、ももたろうの様に強くて優しい大人になって欲しいという願いを込めて読ませていただきました!

倉敷市立薗小学校の生徒さんや先生方、楽しい時間を過ごさせていただき感謝いたします。

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2025.05.29滋賀県 長浜市立びわ認定こども園

隊長 : 山下 まり子

周囲は琵琶湖と伊吹山という豊かな自然環境に恵まれた、滋賀県の長浜市立びわ認定こども園を訪問させていただきました。
温かく優しい空気に包まれた園舎の軒先の所々で、ツバメも子育てに奮闘中。オタマジャクシもたくさんいて、風薫る五月、命の息吹を感じます。

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周囲は琵琶湖と伊吹山という豊かな自然環境に恵まれた、滋賀県の長浜市立びわ認定こども園を訪問させていただきました。
温かく優しい空気に包まれた園舎の軒先の所々で、ツバメも子育てに奮闘中。オタマジャクシもたくさんいて、風薫る五月、命の息吹を感じます。

そんな、のどかな環境で育まれている明るく優しい子ども達とのおはなし会は、『パックン バーガーくん』からスタート。
チョコレートをパックンしたバーガーくんに「いいなぁ、たべたーい」、とうがらしは「わーー! からいよ〜ダメダメ」と素直で愛らしい反応。

続いて『ゴリラさんは』『いもむしずんずん』を読み、いもむしが、ぴたっと止まる場面では、「赤信号だもんねー!」との声。初見の絵本なのに子ども達の鋭い観察力に感心しました。

さらに続いて『もったいないばあさん』の大型絵本を取り出したところで、「大きい絵本のもったいないばあさん! やったー!」と大喜び。「もったいないことしてないかい?」の問いかけにキラキラの笑顔で「してなーい!」と答えてくれて、とっても楽しかったです。

ラストは『いっきんず』の紙芝居。いっきんずが力を合わせて作ったサンドイッチをみんなで美味しく食べて締めくくりました。

一冊読み終えるごとに「もっと読んで〜」「まだまだ読んでほしい!」と言ってくれた可愛い子ども達。時間の許す限り、ずっとおはなし会を続けていたい気持ちになりました。

キャラバンカーの見学は子ども達だけではなく先生方も、「とても楽しかった! あっという間に時間が過ぎました。癒されました〜」と、おっしゃって下さり、喜んでいただけて本当に良かったです。

この園では、日頃から各ご家庭での「読み聞かせ」を推奨し、可愛い「絵本のお部屋」もあり、貸し出しも積極的に行っておられます。
忙しい日々の中の3分間だけでもいいので、ぜひご家族でも絵本を楽しむ時間を増やしていただけると嬉しく思います。

絵本を見つめる子ども達の笑顔に、私の方がたくさんの力をいただきました。
訪問先で出会った皆様に心から感謝いたします。本当にありがとうございました♪

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2025.05.25東京都 都立砧公園

隊長 : 渡邉 達夫

5月25日(日)、都立砧公園を訪問しました。

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5月25日(日)、都立砧公園を訪問しました。

数日前から開催日の天候が気になり、様々な天気予報をチェックしていましたが、いずれも予報は雨!
前日になって、わずかに開催の可能性はありましたが、正午ごろ開催の連絡があった時には大変驚き、若干の不安も覚えました。

そして開催当日の5月25日。
朝には雨はやんでいましたが、曇天が広がり、不安を抱えながら現地に到着。
砧公園の関係者が、「私は晴れ男だから大丈夫ですよ~」とおっしゃる言葉を信じて設営を開始しました。

この砧公園は、2023年の夏に訪問した公園、その時は猛暑の中での開催だったことを思い出します。
その時と同じ、ねむのき広場が会場です。広い芝生の広場を囲むように大きな樹木が葉を茂らせ、そして中央には名前の由来のねむの木が大きく枝を広げています。

絵本の読み聞かせをする「おはなし会」が始まる11時頃には、雨の心配はないと確信できるような空模様になりました。
開催当日は、東京パークガーデンアワードのコンテスト入賞者のイベントや、サッカーや野球をする子どもたち、犬の散歩を楽しむ人たちと、それぞれの休日を楽しんでいる姿を見ているだけで幸せな気持ちになります。

「おはなし会」は全部で3回開催。一緒に盛り上げてくれるのは堤隊長です。息もぴったり合って二人でおはなし会を実施できました。
二人で読む定番絵本の『ゆらゆらパンダ』『ころころパンダ』や大型絵本『がったい!』は、毎回読みました。どちらも大変反応が良かったです。特に『がったい!』は大人の人たちも大笑いしていました。
『ゴリラさんは』『りんごが コロコロコロリンコ』といった絵本も、子どもたちには大人気でした。
小さなお子さんも多かったため、『ひよこ どこどこ』『きょうりゅう あっちむいて ホイ!』にも大変盛り上がり!!
『パンダ なかよしたいそう』では、みんなが立ち上がってペアを組み一緒に体操をしました。もちろん、私も堤隊長と組んで体操をしましたよ~。
紙芝居、私はお得意の『イカタコつるつる』で、みんなと一緒に「つーるつる!」の掛け声も!

子どもたちの笑顔と歓声で、雨雲を吹き飛ばした一日になりました。

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2025.05.11滋賀県 豊郷町立図書館

隊長 : 古川 恵

5月11日(日)は豊郷町立図書館に訪問しました。
この建物は1937年に建てられた旧豊郷小学校の校舎内にあり、登録有形文化財にも指定されています 。モダンな洋風建築で、アニメの舞台や映画のロケ地としても有名です。

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5月11日(日)は豊郷町立図書館に訪問しました。
この建物は1937年に建てられた旧豊郷小学校の校舎内にあり、登録有形文化財にも指定されています 。モダンな洋風建築で、アニメの舞台や映画のロケ地としても有名です。

校舎の階段には、イソップ童話『ウサギとカメ』をモチーフにしたオブジェが設置されています。
これには、校舎建設に尽力した古川鉄治郎氏が、自身の経験から「カメのようにコツコツと努力することの大切さ」を子どもたちに伝えたいという思いが込められているそうです。

おはなし隊が訪問した当日は、天候が心配されましたが、雨も降らずキャラバンカー見学も快適に過ごせました。

おはなし会は旧校舎の家庭科室で行いました。 まずは『ゴトゴトゴットン』を読みました。参加されたお子さんがリズムに合わせて体をゆらしたり、「こんにちは」とかわいく応えてくれる姿に癒されました。

次に読んだのは、校舎の象徴でもあるウサギとカメも登場する『アントンせんせい おでかけです』。うさぎとかけっこしていて足をくじいてしまったかめさん。アントンせんせいにしっぷやくをはってもらったのでもうだいじょうぶ!

次に読んだのは『きのぼりくまくん』です。くまくんが登ったのはきりんさんやぞうさんのあし? 子どもたちが次々に言いあててくれました。

さらに、『もったいないばあさんの いただきます』を読みました。みんなに食べ物の大切さが伝わっていたら嬉しいですね。

そして関西弁も楽しい『おんぶねこ』を初めて読みました。

最後は紙芝居『ショコラちゃんのおでかけドライブ』。子どもたちも一緒に「よいしょよいしょ」と車を引っ張ってくれて一体感を感じられました。

歴史のある素敵な会場で心温まるひとときを過ごせました。
館長様はじめ多くの皆さまには大変お世話になりました。
どうもありがとうございました!

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2025.05.04東京都 上野の森親子ブックフェスタ2025

隊長 : 鈴木 崇之

上野の森親子ブックフェスタに「おはなし隊」出動!

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上野の森親子ブックフェスタに「おはなし隊」出動!

●「もったいないばあさん」も遊びにきてくれました
2000年からスタートし、今年で25回目を迎えた「上野の森親子ブックフェスタ」(主催:一般財団法人 出版文化産業振興財団ほか)。5月4日、5日の2日間にわたって行われたこのイベントに「本とあそぼう! 全国訪問おはなし隊」もお邪魔してきました。
当日は『もったいないばあさん』の作者・真珠まりこさんの読み聞かせとサイン会、いりやまさとしさん&藤本ともひこさんのコラボによる読み聞かせライブ「パンダ・バナーナ!」とサイン会、サンプルパパさん&Rionさんによる「ハープの音色と紡ぐ絵本の読み聞かせ会」も行われましたよ。

●去年(2024年)は2日間で3万人近い人が来場
最近はすっかり定着した感のある上野恩賜公園噴水池広場での親子ブックフェスタ。このイベントでは102社(2025年実績)の出版社が広場に販売ブースを出店し、そこで絵本など子ども向けの本を販売します。イベント開始の午前9時半には、入場希望者の列が広場の周りを取り囲むほどの人気ぶりです。ちなみに昨年(2024年)度も5月4日、5日に行われて、2日間で2万8500人の方が訪問しています。

われわれ「おはなし隊」も毎年、お声掛けをいただき、講談社ブースで児童書を販売しているすぐ脇にキャラバンカーを設置。通常の「おはなし会」に加え、冒頭で紹介したような特別イベントも盛りだくさんで、お客様をお迎えしました。

●上野公園だけにパンダの絵本は外せません!
この日は合計4回の読み聞かせを行ったのですが、初日10時からの初回から満員御礼です。
「子どもの日」に合わせて『とらのこさんきょうだい かえうた かえうた こいのぼり』(作:石井聖岳)と、上野動物園が目の前ということで『ころころパンダ』『ゆらゆらパンダ』(ともに作:いりやまさとし)は外せません。
ちなみに、このパンダ本2冊は「対(つい)」になっていて、読み終わった後に2冊の裏表紙カバーを並べると、子どもたちから期待通り驚きの声が上がっていましたよ。

毎回50名以上の親子連れに参加いただき、「こいのぼり」の替え歌を歌ったり、パンダになりきって体操したりと、楽しんでいただけたようです。

●読み聞かせとハープ演奏のコラボ
初日の4日は「おはなし隊」特別イベントがてんこ盛り。最初に登場されたのは、絵本ソムリエとして活動されるサンプルパパさんです。ハープ奏者・Rionさんの奏でる音楽に合わせて、今回は大人でも楽しめる絵本をたくさん読んでくださいました。
サンプルパパさんはこの日、他のブースでも引っ張りだこの大忙し。絵本ソムリエの活動をお知りになりたい方はぜひ、HP「絵本ソムリエ サンプルパパの絵本棚」をチェックしてみてくださいね。

●真珠さんが語った『もったいないばあさん』誕生秘話
続いて登場は『もったいないばあさん』作者の真珠まりこさん。
真珠さんは、ご自分のお子さんに「『もったいない』ってどういうこと?」と尋ねられたのを契機に、この作品を描くことを思いついたといった誕生秘話を語ってくれました。
その後は作者の真珠さんご本人による『もったいないばあさん』の読み聞かせです。
レアなイベントに、おはなし隊イベント会場は超満員。「もったいないばあさん」シリーズが刊行を開始したのは2004年ですから、親子二代で読んだことがある方も多かったようです。
お次は真珠さんの声かけで、もったいないばあさんが登場。会場のみんなと一緒に「もったいないばあさん音頭」を踊りました。
本当なら最後に真珠さん、もったいないばあさんと参加者の記念撮影を行う予定だったのですが、この日は5月にもかかわらず最高気温が25度に迫る暑さで、ばあさんがまさかのダウン。
撮影会を楽しみにしていた皆さん、ばあさんもお歳なので許してくださいね。その代わりということでもありませんが、サイン会では真珠さんが一人一人にサインとばあさんの絵を描いてくださり、きっと参加者の方もご満足いただけたのではないでしょうか。

●特別コラボの読み聞かせライブ『パンダ・バナーナ!』
最後のイベントは『パンダ なりきりたいそう』のいりやまさとしさんと、『バナーナ!』の藤本ともひこさんがコラボした読み聞かせライブ『パンダ・バナーナ!』。
いりやまさんは大きなパンダの顔のぬいぐるみお面で、パンダのほっぺたを膨らませたり、大きな口を開けたりして「これ、パンダさんが何の動物になりきっているかわかる人?」と質問します。「リス!」「ハムスター!」と元気な声が上がります。
そうかと思えばギターの弾き語りならぬ、ギターの弾き「読み聞かせ」を披露する藤本さん。『バナーナ!』が盛り上がったのはもちろん、会場の子どもたちと掛け合いを行う藤本さんのトークも冴え渡っていました。

●キャラバンカーの絵本をじっくり楽しむ親子連れも
そうそう、最後になってしまいましたが、イベント実施中以外の時間はキャラバンカーに積んである約550冊の絵本が読み放題とあって、親子でじっくりと絵本を楽しむ姿をたくさん見かけました。
こうしたブックフェスタで、本を読む楽しさを一人でも多くのお子さんに知ってもらえると、「おはなし隊」としても嬉しい限り。まだ、上野の森親子ブックフェスタに行ったことがないという方、来年はぜひ参加してみてはいかがでしょうか。「おはなし隊」も新しいイベントを用意してお待ちしています!

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2025.04.22埼玉県 宮代町立笠原小学校

隊長 : 浅岡 祐子

埼玉県の宮代町立笠原小学校へ初めて訪問します。 そこは、まるでおとぎ話の世界に足を踏み入れたような、自然溢れる素敵な学校でした。

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埼玉県の宮代町立笠原小学校へ初めて訪問します。 そこは、まるでおとぎ話の世界に足を踏み入れたような、自然溢れる素敵な学校でした。

晴れ渡る青空の下、瓦屋根の校舎は竜宮城のようで、校庭には綺麗な藤の花が咲きこぼれています。
子どもたちは裸足で、元気よく「こんにちは!」と挨拶してくれました。
どんなおはなし会になるのかな?とワクワクしながら進みました。

今回参加してくれたのは、2年生のみなさん。体育帽と水筒を持参して、暑さ対策もバッチリです。校庭はそよ風が心地よく、キャラバンカー見学にちょうどいい天気です。
お友達と同じ絵本を一緒に見たり、1人で静かに読んだりと、思い思いに楽しんでくれていました。

体育館でのおはなし会は、『ゴリラさんは』で始まりました。登場する猿の仲間を「知ってる!」「見たことある!」という子が何人もいて、学校の隣にある東武動物公園に、みんなも一度は行ったことがあるそうです。

次に『くさをはむ』では、くさごっこをするしまうまにクスクス笑う子どもたち。恥ずかしそうに小さい声だった「く〜さ〜♪」の歌声も、だんだん大きくなりました。

続いて、もうすぐ5月ということで『とらのこさんきょうだい かえうた かえうた こいのぼり』です。替え歌が続くと体育館に大爆笑が響き渡り、「もう一回!」とリクエストされるほど盛り上がりました。

『がったい!』の大型絵本では、キングパンが完成したページの隅々まで、よ〜く見てくれているのに驚きました。

最後の紙芝居は『もったいないばあさん まほうの くにへ』。マジマジさん直伝のマジックは、みんなの大きな拍手と歓声に包まれて、大成功で終わりました。

明るく元気な笠原小学校のみなさんと一緒に、歌って笑って、とても楽しいおはなし隊でした。
あっという間に時間が過ぎてしまったのは、もしかしておとぎ話の世界にいたから…、かもしれませんね。

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