点字絵本や海外絵本との出会いも――一宮市立宮西小学校 キャラバンカー活動報告
もっと見る点字絵本や海外絵本との出会いも――一宮市立宮西小学校 キャラバンカー活動報告
天候にも恵まれ、暖かな陽射しが校庭に降り注ぐ穏やかな青空の下、児童たちは笑顔いっぱいに本を手に取り、読書を楽しんでいました。
今回の訪問は2018年以来となり、児童や先生方も久しぶりのキャラバンカー来校を心待ちにしてくださっていたようです。
校庭には元気な子どもたちの声が響き、先生方の期待感にも包まれた温かい雰囲気の中で活動が始まりました。
かわいいラッピングを施したキャラバンカーが到着すると、児童たちは興味津々で見学を開始。
車内には著名な先生方のサインも飾られており、サインを探したり、「この本知ってる!」と友達同士で話し合ったりと、本を身近に感じている様子でした。
先生方からは「普段は本にあまり興味を示さない子も、今日は楽しそうに選んでいました」といった嬉しい声も聞かれ、子どもたちの新たな一面を感じることができたようです。
また、今回の愛知訪問から搭載された「点字絵本」や「海外絵本」を車内棚の上段に面陳しました。点字絵本は普段目にする機会が少ないため、児童や先生方も興味津々のご様子。
どうやって内容を読むのか、目の見えない方々のための工夫について感心し、指で点字をなぞってみたり、文字のないページに驚いたりと、さまざまな発見があったようです。
先生が点字の仕組みについて簡単に説明してくださる場面もあり、子どもたちは多様な読み方や本の世界の広がりについて学ぶ良い機会となりました。
普段手に取ることのない本との出会いが、児童たちの知的好奇心を刺激している様子が印象的でした。
海外絵本については、初めて見る言語や文化に触れることで、児童たちの好奇心をさらに刺激していました。
タイ語や台湾語など、普段なじみのない言葉が並ぶページをめくりながら「これ何語?」「意味は?」と質問が飛び交い、言語や文化の違いについて考えるきっかけにもなったようです。
児童たちは自分たちでルビを追いながら読むことに挑戦しようとする姿勢を見せてくれ、言語だけでなく、文化や風習の違いにも興味を持ち始めた様子が見られました。
今回は低学年向けの開催でしたが、高学年の児童たちも見学したかったようで、少し残念がっている様子も見受けられました。
卒業式を間近に控え、休み時間にはリコーダーや合唱の声が校舎に響き、出会いと別れの季節を感じさせる一日でもありました。
同時開催のおはなし会場では、午前に一年生を対象に『ちゅうちゅうたこかいな』や『どすこい すしずもう』
など、食べ物絵本を中心に読みました。
児童たちは何が飛び出すか考えながら元気に参加してくれ、「がったい!」の場面ではみんなで声を合わせて唱和し、教室に笑いと臨場感が溢れました。
午後は二年生に『はやくちことばえほん ももも すももも』や『うどん対ラーメン』、関西弁たっぷりの『おんぶねこ』などを読みました。
どの本にも児童たちが目を輝かせて聴き入っていたのが印象的でした。

