清々しい季節の山形。青々と美しい水田と、たわわに実って出荷を待つばかりのさくらんぼ畑の間を、新しいキャラバンカーで駆け抜けました。この日の午後に訪問したのは「社会福祉法人ユトリア会 おおとみ保育園」です。
もっと見る清々しい季節の山形。青々と美しい水田と、たわわに実って出荷を待つばかりのさくらんぼ畑の間を、新しいキャラバンカーで駆け抜けました。この日の午後に訪問したのは「社会福祉法人ユトリア会 おおとみ保育園」です。
キャラバンカーの設営が終わると、まずは保育園の先生たちが、キャラバンカーの中に書かれた作家さんのサインや、まだ知らない新刊本に大喜びしながら見学してくれました。
おはなし会は保育園の遊戯室で行いました。4〜5歳児クラスの最初の絵本『ちゅうちゅうたこかいな』では、めくるたびに出てくる予想外の絵に驚きと笑いが溢れます。『パンダ ともだちたいそう』では、パンダたちの巧みな組体操の技の数々に歓声があがりました。梅雨の時期にぴったりの『ふってきました』に続き、『せんそうしない』では絵本を読み終わったあとも「せんそうしない」のフレーズを口ずさむ子どもたちの目が真剣そのものでした。どの絵本にも集中して、笑ったり驚いたり一生懸命考えたりしてくれて嬉しかったです。
おはなし会の次はキャラバンカーの見学会です。一人の男の子が、キャラバンカーの扉に描かれた迫力のあるイラストを見て、「わぁ! ボクあの絵好き! 芸術だね!!」と声を上げました。この扉のイラストは、『あらしのよるに』の絵を描かれたあべ弘士先生が、新しいキャラバンカーのために描き下ろしてくださったメイとガブです。あべ先生も大喜びだと思います。
キャラバンカーを撤収している間もたくさんの子どもたちが「ありがとう」と言い続けてくれました。何度も何度も「今までで、いちばんおもしろかった!」と言ってくれる子どももいて、こちらまで胸が熱くなりました。
こちらこそみんなの笑顔に「ありがとう! 」。きっとまた来るからね!!
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